タイヤ脱落事故が連日のように発生しています。
さる12月1日に青森県の八戸自動車道で発生したトラックのタイヤ脱落事故では、事故を起こした会社の社長が取材に対して「点検方法に問題があった」と話しているようです。
報道によると、タイヤホイールのナットはハンマーで叩いて緩みを確認しなければならないところを、目視だけで済ませていたようです。
決められた手順でしっかりとタイヤの点検を行っていたら、タイヤの脱落は未然に防ぐことができたでしょう。
毎日の点検では、慣れなどからつい手を抜いてしまいがちになりますが、こうした手抜きが取返しのつかない事故につながることを肝に銘じ、運行前の点検は決められた手順で確実に行ってください。
(シンク出版株式会社 2023.12.7更新)
トラック運送事業者は、常に安全で確実な輸送が求められています。もし、日常点検を怠って、運行途中で故障などを起こすと会社の信用失墜や大きな事故のリスクが高まります。
安全で確実な輸送のためにも、また、排気ガスの増大による環境悪化や燃費・整備コストの増大を防ぐためにも、毎日の点検を欠かすことはできません。
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