「夜、よく眠るためにお酒を飲む」という話をよく聞きます。
確かにアルコールは脳を麻痺させるため、寝付きはよくなります。
しかし、深い睡眠(ノンレム睡眠)が減少し、浅い睡眠(レム睡眠)が増加するので、睡眠の質は下がってしまうことが分かっています。
また、寝酒を続けているとアルコールへの耐性がついてしまい、お酒なしでは精神の安定が図れない「アルコール依存症」になる危険性があります。
夜、なかなか寝付けない場合には、アルコールに頼るのではなく、「入浴する」「寝る前にストレッチする」「寝る前にスマホを使わない」といった方法で改善を試みてください。
(シンク出版株式会社 2024.2.27更新)
いわゆる二日酔いや、飲酒後少し仮眠したから大丈夫と思って車を運転し、飲酒運転に陥る事例が後を絶ちません。
小冊子「『酒気残り』による飲酒運転を防ごう」は、川崎医療福祉大学の金光義弘特任教授の監修のもと、酒気残りのアルコールが身体に与える影響や、本人の自覚と実際のアルコール含有量のギャップなどを紹介しています。
「酒気残り」による飲酒運転の危険をわかりやすく理解することができる教育資材です。