国土交通省は先日、バス事業者に向けて安全運行の徹底について、通達を発出しました。
これは、バスが停留所を発進する際に、降車した歩行者と衝突して死亡させた事故等が発生したことを受けたものです。
バスなどの大きな車は死角が多く、そのため、前方や側方、後方などの見えない部分に配慮が必要となります。
ここでいう配慮とは安全確認を指し、発進する際には、ミラーと目視で車両の周囲や車内のほか、乗降客の動静にも注意しなければなりません。
しかしながら、発進前の安全確認が重要であるのは、バスに限ったことではなく、トラックをはじめ、軽自動車であっても安全確認を行わずに発進すると、事故を起こすリスクが大幅に高まります。
当たり前のことではありますが、「発進前の安全確認」を軽視せず、徹底してください。
(シンク出版株式会社 2024.2.29更新)
多くの事業所で朝礼を実施されていると思いますが、本冊子は交通安全の話題に特化した朝礼話題集です。
テーマを6つに分類しており、1・「交通ルール」、2・「安全運転の知識」、3・「安全運転意識」、4・「高速道路」、5・「駐車・後退時」、6・「トラブル対処法」の計22話を掲載しています。
また、各話題には関連したスローガンも掲載していますので、運転者の記憶に残りやすい工夫もされています。
職場の指導的立場にある管理者はもちろん、実際に運転される運転者がお読みになられても、安全意識向上にもお役立ていただける冊子です。