先日、信号機のない横断歩道を横断する歩行者と乗用車が接触しそうになり、運転者が激高している様子を見かけました。

　確かに、車が接近するにも関わらず、平然と横断歩道を横断し始めました歩行者に対して「危ないな」と感じました。

　しかし、その行為に対して激高するドライバーには「交通ルールを知らないんだろうな」となんとも残念な気持ちになりました。

　もちろん、車の前に、急に飛び出して来られると「イラっと」する気持ちも分からなくはないですが、運転者は「横断歩道を横断しようとする歩行者に対しては進路を譲らなければならない」というルールをしっかりと守らなければいけません。

　万が一、横断歩道上で事故になった場合には、「横断歩道を横断している歩行者は絶対的に近い保護を受ける」とされています。そのため、事故の責任の大半は、自動車側が負うことになりますので、横断歩道上での歩行者保護を徹底してください。

（シンク出版株式会社 2024.3.4更新）

　多くの事業所で朝礼を実施されていると思いますが、本冊子は交通安全の話題に特化した朝礼話題集です。

　テーマを６つに分類しており、１・「交通ルール」、２・「安全運転の知識」、３・「安全運転意識」、４・「高速道路」、５・「駐車・後退時」、６・「トラブル対処法」の計２２話を掲載しています。

　また、各話題には関連したスローガンも掲載していますので、運転者の記憶に残りやすい工夫もされています。

　職場の指導的立場にある管理者はもちろん、実際に運転される運転者がお読みになられても、安全意識向上にもお役立ていただける冊子です。

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