さる2月29日午後3時前、千葉県内にある商業施設の駐車場で、2歳の子供が車にひかれ死亡する事故が起きました。
報道によると、事故を起こした運転者は「駐車場を探すことに気をとられ、前方の安全確認が不十分だった」「子供の存在に気づかなかった」と話しているようです。
混雑する駐車場では、この事故のように空きスペースを探すことに注意が向きがちになりますが、駐車車両が多いということは、それだけ多くの死角が存在するということです。
そのため、死角からの歩行者の飛出しをしっかり予測して、いつでも止まれる速度でゆっくりと移動するようにしてください。
(シンク出版株式会社 2024.3.6更新)
道路上の交通事故にも注意が必要ですが、駐車場や構内でも物損事故を中心に事故が多発していています。
駐車場などでは、「見える危険」だけでなく「見えない危険」も予測して運転することで、事故のリスクを減らすことができます。
本冊子は、駐車場や構内の倉庫といった5つの場面を見て質問に答えることで、それぞれの駐車場・構内において「見える危険」「見えない危険」をどれだけ把握できているかがチェックできます。また、自分自身の運転の危険性についても気づくことができる教育教材です。