さる3月23日午前3時ごろ、北海道帯広市で小学校の男性教諭が同僚教諭の送別会に参加した後、酒気帯び運転で検挙される事件がありました。
送別会に参加していた同僚は、男性教諭が車で来たことを知っていて、帰りの手段をたずねると「タクシーまたは代行で帰宅する」と答えていたということで、男性教諭は「タクシーや代行で帰ろうとしていたが、金曜で混みあっていたため、結果として自分の車で帰った」などと話しています。
飲酒運転で検挙される典型的なパターンとして、代行で帰ろうとしたが混んでいて掴まらないので、結局マイカーで帰ったということがあります。
代行やタクシーが掴まらないと、だんだんと早く家に帰りたいと気持ちになってきますし、少し時間が経つと酔いが覚めたような気持ちになって、運転できると錯覚することもあります。
これから、歓送迎会の季節を迎えますが、車で参加したら絶対に代行かタクシーを利用して飲酒運転をしないようにしてください。できれば、酒を飲むのであれば車で参加をしないようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2024.4.1更新)
安全運転管理者の業務として、運転前・運転後の「酒気帯び有無」の確認とその記録、記録の保存、並びにアルコール検知器を使用したチェックが義務づけられました(2022年4月から)。
2021年6月の千葉県八街市における白ナンバートラックによる飲酒死傷事故が大きな社会的問題となり、飲酒運転根絶に向けた取組みとして位置づけられたのです。
本冊子は、運転者の酒気帯び確認をする方法についてイラスト入りでわかりやすく解説しています。