明日からゴールデンウイークということで、早い人は金曜日の夕方から目的地に向けて出発する人もいます。
もともと金曜日は交通量が多いので、各地で追突事故などが多発するおそれがあります。こんな時期は、急ぐ気持ちを抑え、車間距離を十分にとって走行するように心がけましょう。
さる4月19日の金曜日も、圏央道・相模原IC~城山トンネル付近で大型トラック6台のからむ追突多重事故が発生し、4人が搬送されました。事故のために車線規制がされ15キロほどの渋滞が発生しました。
高速道路のトンネルは坂道のところが多く、トンネルに入る地点で減速してしまう車があるので、車間距離がつまりがちです。暗いトンネルの状況に目が慣れる前に追突してしまうケースが多いようです。トンネル手前から車間距離を調整し、減速する車を予測して走行しましょう。
なお、高速道路の中には200m先の視界が確保されていて、ライトを点灯しないで走行できるトンネルもありますが、先行車との距離を正確に確認するにはライトが重要ですので、ぜひ点灯しましょう。点灯は自車を目立たさせるという点でも意味があります。
(シンク出版株式会社 2024.4.26更新)
本書は国土交通省が定めた初任運転者に対する指導のうち、「安全運転の実技」に明記されている「添乗(横乗り)指導等によって20時間以上実施」の項目を深く掘り下げた内容になっています。
これまで、初任運転者に対する実技指導の具体的なマニュアルを策定していない事業所では、指導内容にバラつきが生じ、運転者が不満を持ってすぐに辞めてしまうこともありました。
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