風薫る5月がやってきますが、来月は「自転車月間」として自転車の安全利用促進が呼びかけられます。
身の回りの製品リスクを評価するNITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)がこのほど公表した資料によると、入学や転居などで新生活を始める4月~6月の時期は、1人暮らしを始める人などを中心に製品事故が多いので注意をするようにと警鐘を鳴らしています。
NITEが事故の注意を促しているのは「電子レンジ」「ガスコンロ」「自転車」です。使い慣れないことによるミスだけでなく、自転車の場合は新車でもチェーンが外れる事故などが発生しています。
自転車は新しく乗り始めてからしばらくしてブレーキ・ワイヤが伸びるなど各部が緩むことがあるとして、NITEは購入後1か月ほどで「初期点検」を受けることを勧めています。このとき、まだ持っていない人は自転車店でヘルメットを購入することも忘れないでください。
また、長い間乗らないでいた古い自転車に乗るときには、ブレーキの効きとタイヤの空気圧、チェーンの様子を確認し、チェーンの金属部には潤滑油をさしておくことが重要です。
電動アシスト自転車の場合はバッテリーの劣化に注意し、1回充電してもすぐ切れる場合は交換時期と考え、自転車店で交換しておくことが大切です。
(シンク出版株式会社 2024.4.30更新)
多くの事業所で朝礼を実施されていると思いますが、本冊子は交通安全の話題に特化した朝礼話題集です。
テーマを6つに分類しており、
1・「交通ルール」、2・「安全運転の知識」、3・「安全運転意識」、4・「高速道路」、5・「駐車・後退時」、6・「トラブル対処法」の計22話を掲載しています。
また、各話題には関連したスローガンを掲載していますので、運転者の記憶に残りやすい工夫もされています。
職場の指導的立場にある管理者はもちろん、実際に運転する運転者が読まれても、安全意識向上に役立てていただける冊子です。