立体駐車場では歩行者に注意

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 さる5月1日午前6時ごろ、静岡県三島市の立体駐車場の4階を歩いていた男性が、上の階から降りてきた車にはねられる事故がありました。

 

 立体駐車場内を走行するときに、注意しなければならないことは死角が多いということです。

 たとえば、上の階から下の階に降りるときには、曲がりながら降りますので、そこでは壁や柱があって死角になっています。

 

 そのため、曲がったところに人がいたりすると気づくのが遅れてしまいます。駐車場内が暗い場合は、さらに発見が遅れます。

 

 また、駐車場内を上るときにはさほどスピードが出ていませんが、降りるときにはスピードが出ていることが多く、少しでも発見が遅れると衝突するリスクが高くなります。

 

 歩行者側も駐車場内ということで油断しており、無防備に通路中央付近を歩いていることがあります。

 

 立体駐車場内では、歩行者の存在を意識してスピードを出さないように走行してください。

 

(シンク出版株式会社 2024.5.7更新)

 

■「駐車場・構内」における危険に気づくための小冊子

 駐車場や構内では思わぬ事故が発生することがあります。

 

 駐車場などでは、「見える危険」だけでなく「見えない危険」も予測して運転することで、事故のリスクを減らすことができます。

 

 本冊子は、駐車場や構内の倉庫といった5つの場面を見て質問に答えることで、それぞれの駐車場・構内において「見える危険」「見えない危険」をどれだけ把握できているかがチェックできます。また、自分自身の運転の危険性についても気づくことができる教育教材です。

 

 

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12月10日(火)

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