皆さんは、道路でよく見かける「ダイヤマーク(ひし形の路面標示)」の意味を、正しく理解していますか?
「もちろん!」という人もいれば、「なんだっけ?」「習った気はするけど……」という人もいるかもしれません。
ダイヤマークの意味は「横断歩道又は自転車横断帯あり」であり、前方に横断歩道や自転車横断帯があることを予告しています。
走行中にダイヤマークを見かけた際には、前方に横断歩道等があることを意識して、足をアクセルからブレーキペダルに置きかえ、歩行者がいた場合に横断歩道の手前で停止できる速度で進行しましょう。
そして、道路を横断しようとする歩行者等がいないかどうかを探してください。
前方に横断中、または横断しようとする歩行者等がいるときは、横断歩道の手前で一時停止して、歩行者に道を譲りましょう。
横断歩道は歩行者優先であり、運転者には横断歩道手前での減速義務や停止義務があることをしっかりと理解してください。
(シンク出版株式会社 2024.6.10更新)
本書は国土交通省が定めた初任運転者に対する指導のうち、「安全運転の実技」に明記されている「添乗(横乗り)指導等によって20時間以上実施」の項目を深く掘り下げた内容になっています。
これまで、初任運転者に対する実技指導の具体的なマニュアルを策定していない事業所では、指導内容にバラつきが生じ、運転者が不満を持ってすぐに退職してしまうこともありました。
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