さる6月5日午前10時ごろ、山梨県甲府市内の道路で、信号待ちで停止中の車に乗用車が追突する事故が起きました。
報道によると、現場に駆けつけた警察官が追突した運転者を調べたところ、基準値を超えるアルコールが検出されました。
警察の調べに対し、運転者は「午前0時頃まで酒を飲んだが、一晩寝たので酒は抜けたと思った」と供述しているようです。
過去の朝礼話題でも何度も取り上げてきましたが、アルコールが分解され、体内から抜けるまでには相当な時間が必要です。
個人差はありますが、缶ビール1本(500ml・ロング缶)のアルコールの分解に、4~5時間かかると言われていますので、夜に缶ビールを2本飲むと、翌朝にはアルコールが残っている可能性があります。
アルコールは体内からなかなか抜けないということを頭に入れて、運転前日の飲酒は控え目にしましょう。
(シンク出版株式会社 2024.6.11更新)
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