最近、渋滞等により混雑する道路で、待ちきれずに対向車線を逆走する車が、たびたびニュースに取り上げられています。
逆走するドライバーは「急いでいるし、少しの距離なら問題ない」とか、「対向車はいないから危険ではない」等、軽い気持ちで逆走を行っていると思われます。
しかし、万が一対向車等が現れた場合は正面衝突するおそれがあり、他車を巻込む大変危険な行為です。
まずは、先を急ぎたくなる気持ちはグッとこらえ、安全運転に徹しましょう。時間がかかることが分かっている場合には、遅れることを前提に、早めの出発を心がけてください。
また、最近はドライブレコーダーの普及が進んでいるため、危険な行為は、必ずどこかで記録されています。
「自分の運転は誰かに見られている」ということも頭にいれておきましょう。
(シンク出版株式会社 2024.6.13更新)
本書は国土交通省が定めた初任運転者に対する指導のうち、「安全運転の実技」に明記されている「添乗(横乗り)指導等によって20時間以上実施」の項目を深く掘り下げた内容になっています。
これまで、初任運転者に対する実技指導の具体的なマニュアルを策定していない事業所では、指導内容にバラつきが生じ、運転者が不満を持ってすぐに退職してしまうこともありました。
イラストを多用した本書を活用いただければ、効果的な初任運転者に対する実技指導が可能となりますので、是非ご活用ください。