先日、新潟市の新潟バイパスを走行していた乗用車が雨で濡れた路面でスリップして、ガードレールなどに衝突する事故がありました。
この車には、助手席と後部座席に男性が同乗していましたが、後部座席に乗っていた23歳の男性だけがが車の外に投げ出され、意識不明の重体となっています。
車外に投げ出されということは、おそらくシートベルトを着用していなかったのだと思います。
一般道路を走行しているときは、あまりスピードが出ていないし、事故が起きても「後部座席だったら大丈夫だろう」という心理が働くことが少なくありません。
しかし、一般道路でも事故を起こしたときには、相当な衝撃があり自分の身体を手足で支えられるものではありませんし、リアウインドーなどを突き破って車外に放出される事故も珍しくはありません。
一般道路でも、自分が後部座席に乗るときはもちろんですが、人を乗せるときにもシートベルトの着用を促しましょう。
(シンク出版株式会社 2024.6.18更新)
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