右側車線は逆走車に出会う確率が高い - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

右側車線は逆走車に出会う確率が高い

 先日、ドライブレコーダーの映像で、前から逆走車が来て、慌てて左車線に移って避ける様子がニュースで流れていました。

 

 この映像は、午後9時半過ぎに片側2車線道路の右側車線を走行していた車が撮影したもので、突然前からヘッドライトを点灯した車が迫ってきており、ドライバーは慌てて左車線に避難していました。

 

 この映像から、逆走車に出会ったときの対処法を考えと、一つのポイントは、一般的に言われているとおり逆走車は右側車線を走行してくるので、長時間右側車線を走行しないということです。

 

 日本の道路は、左側通行ですので、ほとんどの逆走車は右側車線を走行してくるからです。

 

 もう一つのポイントは、右側車線を走行するときには、左側車線を走行している車と並走しないことです。前からくる逆走車を避けるためには、どうしても左側車線に移らざるを得ませんが、そこに車がいると左側に避けるタイミングが遅れたりして、逆走車と衝突のリスクが高くなるからです。

 

 逆走車と事故を起こさないようにすることは、簡単ではありませんが、少しでもリスクを減らすように努力しましょう。

 

(シンク出版株式会社 2024.7.26更新)

■社会的に注目されてきた「運転における視野問題」を取り上げた教育教材

 小冊子「大丈夫ですか?あなたの目のはたらき」は運転において重要な「視野(視認可能な範囲)」にスポットをあてた教育教材です。 

 

 目のよし悪しは「視力(認知する力を数値化したもの)」で判断されがちですが、実は視野の障害による視野欠損や視野狭窄による事故が多数発生しています。

 

 本冊子は、以前から視野問題の軽視に警鐘を鳴らしていた金光義弘氏(川崎医療福祉大学名誉教授)が、眼科医である川島幸夫氏(医療法人博温会川島眼科院長)と共同執筆した「運転における視野の重要性」をビジュアルに解説した決定版となっています。

 

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