皆さんが、最後に車のタイヤの空気圧点検をしたのはいつですか?
先日、徳島県内の高速道路で、トラックとバスが正面衝突する事故が発生しました。
原因は明らかになっていませんが、トラックのタイヤがバーストして、バランスを崩して対向車線にはみ出してきたとも言われています。
走行中のタイヤのバーストの大きな原因として、空気圧不足が挙げられます。空気圧が低いと、タイヤが異常にたわみ、高速走行時にタイヤが波打つ「スタンディングウェーブ現象」が発生します。
これにより摩擦熱が異常に発生し、タイヤが高熱になります。ゴムは熱に弱く、劣化して強度が失われ、最終的にバーストしてしまうのです。
バーストは、ハンドルが取られるなど重大な事故に直結し、命に関わる危険があります。
悲惨な事故を繰り返さないためにも、日々の点検と安全意識を高く持ちましょう。
(シンク出版株式会社 2025.7.18更新)
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