さる8月24日午後4時20分頃、宮城県松島町の三陸自動車道を走行していたキャンピングカーが、左側のガードレールにぶつかって横転する事故がありました。
警察によりますと、右後輪のタイヤがパンクしてハンドルを取られて、制御がきかなくなった、ということです。
令和5年に発生した高速道路で発生した故障トラブルの原因をみると、「タイヤ(ホイール)破損」が圧倒的に多く、41%を占めています。
長い時間高速走行を続けていると、想像以上にタイヤに負担をかけますので、長距離運行に出かける前には、いつも以上にタイヤの点検を念入りに行う必要があります。
とくに、タイヤの空気圧は必ずチェックしましょう。空気圧が低いまま高速走行を続けると、スタンディングウェーブ現象を起こして、タイヤがバーストするリスクが高くなるからです。
また、日頃からタイヤに亀裂や損傷がないかこまめに点検しておきましょう。
(シンク出版株式会社 2025.8.28更新)
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