2011年1月
── 発進は ブレーキ緩めて ゆっくりと ──
ブレーキとアクセルを踏み間違える事故が多発しています。オートマチック車の場合、車を発進させる際にはまず、ブレーキを緩めてクリープ現象を活用し、ゆっくりと動き出してからアクセルを踏むようにしてください。
── 確信を もたずに車を 動かすな ──
交差点などで安全確認を十分せずに、「大丈夫だろう」と車を動かすことは車を凶器に変えます。なんども確認して「絶対に大丈夫」という確信をもって車を動かしてください。
── 目をスッキリ 安全運転の 基本です ──
安全運転のためには目の機能が十分に働いていることが大前提です。普段から目が疲れないように気をくばるなど、目の健康にも十分注意してください。
── 生活道 歩くような スピードで ──
生活道路は、見通しが悪く、夜間は暗いため危険の発見が遅れてしまいます。
生活道路を走行する際には、歩くようなスピードで走行してください。
── ウインカー 早めにつける 思いやり ──
左折や右折をする際にウインカーの点灯が遅れると、後ろの車に追突されるなど事故のもとです。ウインカーは他車とのコミュニケーションをとる重要な手段ですから、適切なタイミングで点灯させましょう。
── 運転は あなたの人格 写します ──
運転席は外界から遮断された空間のため、運転中は自分の地が出やすいものです。
自分の運転を客観的に見て、あなたの運転行動は恥ずかしくないですか?運転行動はあなたの人格を移すものですから、恥ずかしくない運転をしたいものです。
── 忘れない ヒヤリとした あの瞬間 ──
誰しもが運転中、事故に至らなくてもヒヤリとした瞬間があることでしょう。
大切なのはそこから何を学ぶかです。どうしてヒヤリとしたのかをよく考えて、今後の運転に活かしましょう。
── 出発は どんな時でも 早い目に ──
車での移動は、渋滞などで目的地への到着時間が大幅に遅れることがあります。
早めに出発すれば、渋滞などのトラブルに巻き込まれても余裕を持って対応でき、焦りの心理に陥ってスピードを出しすぎたり、安全確認を省略することもなくなります。
── 見られてる あなたのマナー 社の信用 ──
あなたの運転ぶりは周りのドライバーや歩行者に見られています。事故を起こさないにしても、スピードを上げて横を走り抜けられた記憶は消えません。 運転マナーが悪ければ会社の信頼を失うことにもつながります。
── 油断せず 緊急時の備え 万全に ──
あなたは事故や故障に見舞われた際の備えができていますか?車に停止表示器材が積まれているか、発煙筒の使用期限が過ぎていないかをチェックしておきましょう。
── 元気よく 帰るあなたを 待つ家族 ──
運転中イライラしたり、焦っているなと感じたときは、家族の顔を思い出してください。あなたの家族は、あなたが無事にかえることを願っているのです。
── 運転の 余裕を示す 車間距離 ──
車間距離が詰まっているときは、「約束時間に遅れそうだ」など、自分の心に余裕のないときです。
少しぐらい詰めても到着時間に差はありません。気持ちと車間距離に余裕をもって、運転しましょう。
── もう見たよ そのおごりが 見たつもり ──
安全運転には確実な安全確認が欠かせません。
「1度見たから」と油断するのではなく、「危険があるかもしれない」と何度も安全確認をするように習慣づけましょう。
── アクセルを いきなり踏むのは 事故のもと ──
バックと前進のギアを入れ間違えて、驚いてしまい、さらにアクセルを踏んでしまう事故が増加しています。AT車で発進する際は、まずブレーキから足を離し、クリープ現象を利用してゆっくりと発進するクセを付けましょう。
── 雨や雪 昼でもライトで 目立たせよう ──
雨や雪の日は、前方が見えにくくなり、自車が相手から発見されにくくなります。ですから、昼間でも前照灯を点灯させるようにしましょう。
── 雪道の あせるアクセル 滑るもと ──
雪道では、少しの操作のミスがスリップにつながります。アクセル操作もそうです。焦って少し強く踏み過ぎると、速度が出すぎて、今度はブレーキを踏むハメに陥ります。アクセルもソフトにソフトに落ち着いて!
── どうしよう 迷ったときは 確認を ──
道に迷ったとき、走りながら正しい道をさがそうとすると標識などを探すことに注意を奪われ、飛出しなどの危険要因に気づくのが遅れてしまいます。道に迷ったときは、焦らず安全な場所に車を止めて地図やカーナビを確認しましょう。