2011年9月

── 同乗者 いても変わらぬ 安全運転 ──

 同乗者がいると「かっこ良く運転しよう」と、いつもよりスピードを出して無理をしたり、逆に「粗相のない運転をしよう」と考えて緊張してしまい、運転がギクシャクしたりする人がいます。

 同乗者がいようといまいと落ち着いて普段通りの安全運転を心がけてください。そして、同乗者がいるときこそ、スムーズなブレーキ操作や十分な車間距離を確保して、同乗者が緊張しない運転ができるようになれば、あなたも上級ドライバーと言えます。

── 戻せません 起きた事故に リセットなし ──

 事故を起こしてしまって「ああ~なかったコトにしたい」と思っても、ゲームのようにリセットはできません。事故を起こさない努力を怠らないようにしてください。

── 隠れてる あなたの心に 大きな危険 ──

 あなたの心が穏やかでなかったり、焦っていたり、油断していたりすることは、大きな危険要因です。ハンドルを握るときには落ち着いた気持ちで、心を正して運転するようにしてください。

── 駐車場 後方見たら 次前方 ──

 駐車時でバックしている時に、前方に駐車している車に衝突する事故は典型的な事故パターンです。後方を確認したら次は必ず前方を確認するクセをつけてください。

── 安全行動 考動してこそ 意味がある ──

 安全行動とは、単に決められたから行動するのではなく、「この場所でどういう確認をすることが安全にとって必要か」など、常に「考えて動く」ことが重要です。「なぜその行動をするべきか」自分で考えて動くドライバーはうっかり忘れることもなく、事故がありません。

── ミラーには 何故か映らぬ 原付・二輪 ──

 ミラーを確認して車線変更をしようとしたとき、後方に二輪車がいてドキッとしたことはありませんか?二輪車は車体が小さい上に、死角に入りやすいですから頻繁に後方を確認して、早期に二輪車の接近を認知するようにしてください。

── 死角でも 頭を動かせ 見えてくる ──

 車にはピラーなどによる死角が沢山あります。しかし、完全な死角は少なくて、姿勢を変えると見える場所もあります。どこが死角になっているかをよく理解して、頭を動かして確認するようにしてください。

── もう行ける そこで一息 待つゆとり ──

 青信号に変わったときや、右折待ちで対向車が途切れたとき、「もう行ける」と思っていきなりアクセルを踏むのではなく、一息ついてもう一度安全確認をして発進するようにしてください。

── まだ行ける それが貴方の 落とし穴 ──

 長距離運転をしていると、知らず知らずのうちに目が疲れたり、集中力がなくなってきて、危険が増大します。
「まだ行ける」と感じていても意識的に2時間に1度は休憩するようにしてください。

── 見えるけど 私は点けます 早めのライト ──

 まだ明るくて道路は見えていても、早めに点灯することが周囲への思いやり。とくに視力の衰えた高齢者の皆さんは、夕方急激に車が確認しづらくなると言います。相手の立場に立って早めの点灯を。

── 全員が ベルトを締めて 初めてGO ──

 乗員全員がシートベルトを締めるまでは決して出発しない!これをドライバーとして座右の銘にしましょう。バックミラーでも運転席からは後席全体が見えないので、車をスタートさせてから着用を確認するのは困難です。

── 思いやり 早めの合図で 意思表示 ──

 周囲の車への思いやりをもち、早めの合図を心がけましょう。左折したい、進路変更したいと思っても、意思表示しないと周りにはわかりません。意思表示の上手なドライバーは、早めに避けて貰えたり、ゆずって貰えるので、事故にあわないのです。

── 飲まない勇気 あなたと家族と 仕事を守る ──

 わずか1杯の飲酒が、あなたの生命と家族の幸せ、そして会社の仕事を失うことにつながります。もし、飲酒運転で事故になったら……。どれほど大きなものを失うかを考え、わずかな酒気帯び運転も絶対にしないよう勇気を持って断りましょう。

── 車の高さ 乗る前確認   ○m ○㎝ ──

 鉄道のガードは、低い場所では2m程度の場合もあり、背の高いワンボックスカーが通れないことがあります。また、軽トラック等でも機械などを積んで車高が予想外に高くなっている場合があります。その日運転する車の車高は、必ず出発前に確認しましょう。

── キーをさし ベルトを締めたら ドライブモード──

 運転席に座り、発進の準備が整ったら、もう一度、携帯電話がドライブモードか電源オフになっているか確認しましょう。運転中に着信音などを聞くと、どうしても携帯電話に出たくなりますので、必ずチェックする習慣をつけましょう。

── 大雨警報 安易に入るな アンダーパス ──

 最近は、集中豪雨などでアンダーパス道路(鉄道などの高架下)が簡単に冠水して、立ち往生する車が増えています。場合によっては、脱出できなくなり死亡する事故も発生しています。アンダーパス道路に安易に入るのは危険です。

── 間に合わない ながら確認 見込み発進 ──

 交差点を進行しながらの安全確認や、後続車両はいないと思い込み発進しながら後方を見るような運転では、危険に遭遇したときに間に合いません。必ず確実に停止して、あるいは車を動かす前に安全確認をするよう心がけてください。

── CSR 身近なリスクは 交通違反 ──

 社会人としてCSR(企業の社会的責任)を守ろうとするとき、誰でも一番身近な危険は実は交通ルール違反です。交通法規に関して本当に十分理解して、日々意識していますか?自転車で飲酒運転をする事も犯罪だと知っていますか?謙虚に反省してみましょう。

── 戻らない! S字カーブの 落とし穴 ──

  少しぐらい速度が出ていても、車の能力と自分のハンドルテクニックでカーブを曲がれると思っていると、カーブの連続でハンドルの切り戻しが間に合わずに、路外に出たりガードレールに衝突したりすることがあります。カーブは一つと思い込むのは危険です。

── 点検は? タイヤは 命を積んでいる ──

 自動車を支えているのはタイヤ4本の僅かな面積。タイヤに生命を積んで走っていることを意識していますか?少しの傷や空気圧減でも、高速道路などではバースト事故が起こることがあります。タイヤ点検・整備は生命の点検です。

── 三つの大敵 急ぎと油断と 思い込み ──

 交通事故の原因の多くがちょっとした「うっかり」。急いでいたり、慣れた道で油断してわき見したり、相手が止まると思い込んだときなどが危険です。運転の三大敵を退けてください。

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