2013年9月 「安全スローガン」
── 見たくても 我慢するのが 大人のドライバー ──
車を運転していると、じっくりと見たいものがたくさんあると思います。そんなときにじっくりと見てしまうと、脇見運転になってしまいます。大人のドライバーなら、見たいものも我慢して運転するようにしてください。
── 前向き駐車 車止めに 要注意 ──
前向き駐車をしなければならない駐車場が増えてきていますが、駐車するときに車止めがあると要注意です。後ろ向き駐車で車止めに当たることはまずありませんが、前向き駐車では車両前方のフロントバンパーをぶつけることがあります。
── 疲れたら 遠慮せずに 交代依頼 ──
同乗者がいる場合、運転中に疲れを感じたら遠慮せずに交代を頼みましょう。気をつかって事故をおこしたら、そのほうがよっぽど迷惑がかかるのですから。
── 死角でも 見る気持を 忘れない ──
自車の死角にバイクなどがいて、接触事故をおこしても「見えなかったから…」という言い訳は誰も聞いてくれません。見えないところにも、危険は潜んでいるのだという意識を常にもって運転するようにしてください。
── 自転車の 不意の飛出し 驚かない──
自転車はどこからでも、結構なスピードで飛び出してくることがあります。自転車がどこから飛び出してきても対処する心構えで運転していれば、驚くことはありません。
── 一時停止 二回停止で 左右確認──
一時停止のある場所では、一時停止の標識の手前で一度停止し、それからゆっくりと車体を前に進めて、左右の見渡せる場所でもう一度停止して、左右の安全確認を十分に行うようにしてください。
── 慌てると 忘れがちです バックミラー ──
慌てていると、どうしてもバックミラーなどを確認するのを忘れがちです。焦ってミラーを見ずに進路変更したときなどに限って、後方から車がやってくるものです。バックミラーを余裕を持って確認できるように、運転ではいつも「慌てない」ことが重要です。
── 一瞬の ミスが一生 左右する ──
一瞬のわき見やちょっとした操作の誤りなど、わずかなミスが発生することがあります。しかし、場合よってはそれが一生を左右する大事故に発展する場合もあります。発進時や交差点通過時などは、とくに緊張を緩めない配慮が重要です。
── 暗い道 無灯火自転車 見逃すな ──
自転車は動きが早いので、夜間無灯火走行している自転車が、あっという間に自車に接近していることがあり、飛び出してきても気づかないこともあります。夜間運転をする際には、自転車の存在に最大限注意を払うようにしてください。
── 駐車場 動かす前に 確認を ──
駐車場は、歩行者が歩いてきたり、障害物があったりして事故が多い場所です。バックする時には安全を確認しながら車を動かすのではなく、安全を確認してから車を動かすようにしてください。
── 予測して カーブの向こうの 障害物 ──
見えないカーブの先には、何があるかわかりません。落石があったり、あるいは駐車車両が止まっているかもしれません。何があっても良いように、カーブの向こうの障害物を予測して運転するようにしてください。
── 事故したら 事故する前に 戻れない ──
交通事故を起こした瞬間というのは、大変後悔するものです。しかしながら、起こしてしまった事故はなかったことにするわけにはいかず、責任を負っていかなければならないのですから、しっかりとそのことを自覚して運転するようにしてください。
── 疲れた目 休ませてから 運転を ──
スマートフォンの普及などで、目にかかる負担は増えるばかりです。運転するにあたって目の機能は大変重要なものですから、疲れ目のまま運転することは避けてください。
── 違反でも 積み重なれば 事故になる ──
交通違反の多い人は、交通違反の少ない人に対して事故の割合が高くなります。交通事故を起こさないことはもちろんですが、交通違反も起こさないように注意するようにしてください。
── もらい事故 もらわぬ運転 実行を ──
追突されるなどの「もらい事故」は、もらったら運が悪いで済ますのではなく、どうしたらもらわずに済むのかを考えて、実行するように努めてください。
── 交差点 右折待ち車に 気を配れ ──
交差点を直進するときに、右折待ちの車は動いてこないだろうと考えていませんか?しかし、右折待ちの車はいつ動き出すかわかりませんから、いつでも減速できるように構えておいてください。
── ついうっかり 交通事故に 言い訳なし ──
「つい、うっかりして・・・」といっても、生じた損害はもとに戻りません。交通事故を起こしたら言い訳ができないことを、心に刻んで運転するようにしてください。
── ミラー調整 安全運転の 第一歩 ──
運転前にミラーを調整することは、安全運転への第一歩です。運転席に座ったら、必ずミラー調整をするようにしてください。
── 集中豪雨 無理に走らず 休憩を ──
各地で記録的な集中豪雨が観測されています。走行中に集中豪雨に見舞われた場合には、無理をせずに、安全な場所で雨の勢いが弱まるまで待機するようにしてください。