── 右折時は 右後方に 要注意 ──
対向車が途切れて、そのあい間に右折をすると、ホッとしてしまって、横断歩道を通行してくる自転車や歩行者と衝突してしまう事故が後を絶ちません。右折するときには最後まで気を抜かず、右後方の確認を念入りにしましょう。
── マイカー通勤 帰宅までが 仕事です ──
マイカーでの通勤中の事故は、そのほとんどについて、会社が責任を負わなければなりません。ですから、マイカー通勤者は家に帰るまで仕事をしているようなものです。常に気を引き締めて、運転するようにしてください。
── 点呼時は 健康チェック 忘れずに ──
事業用自動車の事業所では、運行前の点呼が義務づけられていますが、その際に必ずドライバーの顔色を見たり、質問したりして健康チェックをするようにしてください。万が一、ドライバーの健康問題で事故が発生したときには、厳しく事業所の責任を問われます。
── 自転車でも 油断をしないで 安全運転 ──
普段、四輪車を運転している人が自転車に乗ると、気楽な気持ちになって交通ルールを犯しがちです。自転車には自転車の交通ルールやマナーがありますので、気を抜かず安全運転を心がけてください。
── シートベルト 全員装着してから 出発だ ──
たとえ後部座席に座っていても、シートベルトを着用していないと車外に投げ出されて死亡する危険があります。かけがえのない命を守るためですので、全員がシートベルトを装着したのを見届けてから車を発進させることが大切です。
── 歩行者の 立場に立った 運転を ──
自分が歩行者の立場に立ってみると、横断歩道を強引に通過する車や、狭い道路をスピードを上げて走行する車にヒヤリとした経験があると思います。ハンドルを握るときには、歩行者に怖い思いをさせない運転を心がけましょう。
── 安全確認は 行動前に 確実に ──
運転に慣れてくると、無意識のうちに車線変更などの行動を先にして確認は後回しになってしまうことがあります。必ず「安全確認をしないうちは行動に移さない」ことを徹底しましょう。
── 住宅街 ブレーキ準備 万全に ──
住宅街を走行する際には、スピードを落とすことはもちろん、いつでもブレーキを踏める準備をしておくことが大切です。具体的には、ブレーキペダルの上に足を乗せておき、いざというときに備えておきましょう。
── 気をつけて 休みの日の 飲酒運転 ──
休みの日は日頃の緊張から解き放たれて、気が緩みがちです。そんな時こそ飲酒運転には注意です。「ちょっとくらいなら大丈夫だろう」という油断が生まれがちなので、くれぐれも用心してください。
── イライラしたら 深呼吸で 気分転換 ──
運転中は、自分の思い通りにならないことが多いのでイライラしがちです。そんな時は、深呼吸をして気分転換をしましょう。それでもイライラが続くようであれば、一旦下車して休憩するようにしてください。
── 身につけよう かもしれない 運転を ──
人間は自分の都合の良いように考えてしまう生き物ですが、運転するときは常に「子どもが飛び出してくるかもしれない」、「前方を走る自転車がバランスを崩して、自車の目の前で転倒するかもしれない」など、「~かもしれない運転」を心がけ、いつでも不測の事態に対応できる体勢をとってください。
── 悪天候 不要不急の外出 控えましょう ──
悪天候が予想される日は、できるだけ運転を控えるようにしましょう。悪天候では見通しが悪く、事故の危険も大幅に増します。不要不急の用事は、天候が回復するまで待ちましょう。
── 覚えましょう 自分の車の スリーサイズ ──
あなたは自分の車のサイズをしっかりと把握していますか?3サイズとは、高さ、全長、全幅のことです。これを知っておくと、立体駐車場などで慌てませんし、高さ制限のある道路にも対応できます。
── 青信号 急発進は 事故のもと ──
信号待ちをしている際に、青信号に変わったからといって慌てて発進すると、渡り遅れた歩行者が飛び出してくる危険があります。必ず自分の目で安全確認をしてから発進しましょう。
── バック時の 死角に危険が 潜んでいる ──
バック時にルームミラーやモニターしか見ずにバックすると、死角から来た歩行者に気づかないことがあります。しっかりと後方を振り返って、進行方向だけでなくその周辺も確認しながらゆっくりとバックしましょう。
── 黄信号 慌てて通過は 厳禁です ──
黄信号に変わったときに、急いで通過するクセがついていませんか?黄信号は基本的には「止まれ」という意味ですので、後方から追突される危険があるときを除いては、止まる意識を持って運転してください。
── 「急」がつく 運転は危険な ものばかり ──
急発進、急ブレーキ、急加速、急ハンドルといった「急」がつく運転は事故のもとです。こういった動作を行わないですむような運転をすることが大切です。
── ヘッドライト 日没前に 点灯を ──
>これからどんどん日没時間が早くなります。油断していたらあっという間に真っ暗になりますので、日が沈む前に早めに点灯することを心がけましょう。
── ついうっかり 事故後のいいわけ 通じない ──
「ついうっかり」することは誰にでもありますが、運転中のうっかりは事故に直結します。事故が起こった後でいいわけしても後の祭りですので、運転中にはうっかりしないように気を引き締めましょう。