■2020年8月 安全スローガン

―― 急な雨 歩行者の飛び出し 注意して ――

夕立などで急に雨が降ってくると、傘を持っていない歩行者は濡れたくない心理が働くため急ぎ足になります。あまり安全を確認せず横断してくることも考えられますので、急な雨の時にはいつも以上に用心して運転してください。

―― ペダル踏み違え 若いからと 油断しない ――

ニュースなどでよく高齢者のペダル踏み間違え事故が報道されるため、「高齢者がペダルの踏み間違えをしやすい」という認識があるかもしれませんが、実際には若年者の踏み間違え事故も多く発生しています。特に免許を取り立てなどはパニックになって間違えやすいので、常に確認しながら確実な操作を心がけましょう。

―― トンネル進入時 車間距離は しっかりと ――

暗いトンネル進入時には、どうしても前方確認が遅れてしまうことがあります。前方で渋滞していてもすぐに気づけずに危険ですので、トンネル内に進入する際には前方を注視するとともに、車間距離をしっかりあけておきましょう。

―― 子どもの安全 確認してから 発進を ――

発進する際、車の周りに我が子がいる可能性があるときには、必ず安全な位置にいることを確認してから発進しましょう。子どもは「まさか」な行動をとることがありますので、大人が油断せずにしっかりと確認をすることが大切です。

―― 右折時は 焦らずゆっくり 確認を ――

交差点の右折時はどうしても対向車が気になりますし、対向車がいなくても信号が変わる前に右折したいという気持ちになるなど、つい焦ってしまいがちです。しかし、焦るとどうしても歩行者や二輪車を見落としやすくなりますので、右折時は落ち着いて確認することを意識してください。

―― 運転経路の 気象情報を チェックして ――

気象庁によると、昨今は雨の降り方が局地化、集中化、激甚化しているとのことです。運転中の大雨は非常に危険ですので、運転経路の気象情報をこまめにチェックし、豪雨予報などが出ている時には経路を変更する、出発時間をずらすなどの対策をとりましょう。

―― 運転中 気になるスマホは 片付けよう ――

スマートフォンを運転中に目につく場所に置いていると、着信が気になるなどしてつい触ってしまう危険が高まります。スマホはカバンの中など目につかない場所にしまい、運転中は絶対に触らないということを徹底するようにしてください。

―― 健康への不安 抱えて運転 厳禁です ――

運転前に体調不良を感じたら、正直に上司などに報告してその日の運転はとりやめましょう。また、運転中に体調に異変を感じた際には、すぐに安全な路肩に駐車をして、決して無理に運転を続けることは控えてください。

―― 隠さずに みんなで共有 ヒヤリ・ハット――

運転中にヒヤリ・ハットした自分の経験を、マイナスに感じられて隠していませんか?その経験は今後みんなが事故を起こさないための大切な体験です。隠さずに、みんなで共有して事故を防ぎましょう。

―― 生活道路 遊ぶ子供に 要注意 ――

生活道路で子供が事故にあうケースが跡を絶ちません。キックボードやローラースケートなどで遊ぶ子供は周りを見ずに飛び出してくることがありますので、細心の注意を払って走行するようにしてください。

―― 冠水道路 エンジントラブル 招きます――

近頃はゲリラ豪雨により、道路が冠水状態になることも珍しくはありません。冠水した道路を長時間走行していると、エンジンルームに水が入ってエンジンがストップする危険がありますので、冠水道路には極力進入しないように注意しましょう。

―― 青信号 我先に発進 事故のもと ――

信号待ちで青信号になると、すぐに出発していませんか?隣の車が発進しないときには、渡り遅れた歩行者が飛び出してくる可能性があります。隣の車の死角を確認してから発進するようにしましょう。

―― 自然災害 慌てず事前の 対策を ――

今の日本列島では猛暑や豪雨、地震など、実に様々な自然災害のリスクがあります。運転中に自然災害に遭遇したときに慌てずいられるよう、事前にできるだけの対策はしておきましょう。

―― 夏休み 不慣れな運転に 要注意 ――

夏休みは、普段運転しない人(サンデードライバー)が運転することが多く、急な車線変更や割込みに注意が必要です。「この車、何かおかしいぞ」と感じたら、できるだけ距離を取って離れるようにしてください。

―― 疲れる前に 早め早めの 休憩を ――

夏場は気温が高く、他の季節よりも体力を消耗しがちです。運転で疲れを溜めないためにも、早め早めに休憩を取り安全運転を心がけてください。

―― 目の健康 安全運転の 基本です ――

運転中の情報収集は、ほぼ目からといっても過言ではありません。目が霞んだり、涙が止まらなかったりすると安全運転に支障をきたしますので、早めに病院に行って検査をしてもらいましょう。

―― 大丈夫? 地震発生時の 心構え ――

我が国は地震大国ですので、いつどこで大地震が発生してもおかしくはありません。運転中、いつ地震が発生してもよいように、車の装備品などを見直しておきましょう。

―― 豪雨時は 安全な場所で 休憩を ――

近年は異常気象のためか、短時間で多量の雨が降ることがあります。運転中に豪雨に見舞われたら無理をせず、安全な場所で豪雨が収まるのを待ちましょう。

── ドライブ旅行 ゆとりを持って 安全に ──

GoToキャンペーン等があり、ドライブ旅行を楽しむ人も多いでしょうが、旅行の予定には余裕を持って、落ち着いて運転することが大切です。ゆとりのないスケジュールは焦りや急ぎの心理を生み、ミスのもととなります。

―― 熱中症 症状感じたら すぐ停車――

熱中症の初期症状である、身体のだるさ、生あくび、頭痛などの症状が見られたら、我慢せずすぐに停車してください。そして、水分を取ったり身体を冷やすなどの処置をして、それでも症状が悪化するようであればすぐに医療機関を受診しましょう。

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

12月10日(火)

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