―― 緩んでない? タイヤの取付状況 再確認 ――
スタッドレスタイヤへの交換が進んできたかと思いますが、交換しっぱなしになっていませんか。大型車のタイヤ脱落事故の多くは、交換から1か月以内に発生しています。交換してから100㎞走行後には、トルクレンチで増し締めを必ず実施してください。
―― 危ないな イラっとしても 一呼吸 ――
あおり運転(妨害運転)が厳罰化され2年以上が経ちますが、未だに毎日のようにあおり運転に関する報道を見かけます。たとえ前を走る車に怒りやいらだちを覚えても、一呼吸おいて心を落ち着かせ、感情のままに運転することは避けましょう。
―― ながら運転 想像以上に 危険です ――
ながら運転が原因と考えられる交通事故が後を絶ちません。たとえ運転者は「ほんの一瞬」と思っていても、時速40㎞で走行する車は1秒間に約11m、2秒間では22mも進みます。スマホはもちろん、飲食や探し物など、ながら運転は危険と認識し、絶対にやめましょう。
―― 検知器の メンテナンスを 忘れずに ――
アルコール検知器は、常に故障がない状態で保持しなければなりません。電源が確実に入るかどうか、また、損傷がないかどうかは毎日確認してください。また、週に一度は、アルコールに正しく反応するかどうかを確認しましょう。
―― ドアを開ける前 後方確認 必ず実施 ――
車のドアを開ける際、後方の安全をしっかり確認していますか?漫然とドアを開けてしまうと、後方から接近してきた自転車等が衝突してしまうおそれがあります。なお、ドアを開ける際の安全確認は、運転席だけではありません。助手席や後部座席の同乗者にも、注意を促しましょう。
―― 反射材 存在目立たせ 事故防止 ――
日が暮れるのが、ずいぶんと早くなってきました。運転者が早めのライト点灯を心がけるのと同じように、歩行者も、外出時には反射材を身に付けましょう。小さなキーホルダーをカバンに一つ付けるだけでも、見落とされる危険は減少します。
―― 踏切の 無理な進入 絶対禁止 ――
踏切事故は長期的には減少傾向にあるものの、令和3年には225件発生しており、令和2年と比べ3割ほど増加しています。踏切事故の一因として、車の無謀運転や操作ミスが挙げられています。踏切は、ルールをしっかりと守り通過しましょう。
―― トンネル内 ライト点灯 忘れない ――
トンネル内を走行する際には、ヘッドライトを忘れずに点灯しましょう。視界の確保はもちろん、他車に見落とされる危険の防止につながります。また、進路を変更する際には、ヘッドライトを点灯していない車を見落とさないよう注意してください。
―― 降車時は 必ず確認 サイドブレーキ ――
車から離れる際、サイドブレーキを引かなかったため、勝手に車が動いてしまい歩行者をはねる事故が発生しました。たとえ短時間であっても、車から離れる際には必ずサイドブレーキをかけることを徹底し、同様の事故を防ぎましょう。
―― 不慣れな道 進行方向 要注意 ――
都心部などでは、路面標示や標識等によって進行方向が定められている場所が多々あります。「うっかり逆走」ということがないよう、交差点等に進入する際には標示や標識を見落とさないように十分注意しながら運転してください。
―― 止めましょう 車内のわき見は 危険です ――
車を運転する際、助手席にカバンや書類を置いていませんか?たとえ運転中には触らないつもりでも、カーブや停止時に物が動くと、勝手に視線は奪われてしまうものです。運転中は、できるかぎり手の届く範囲にはカバン等の物を置かないようにしましょう。
―― 危険です 避けて通ろう 傘さし自転車 ――
先日、傘さし自転車が車に衝突する事故が発生しました。自転車の傘さし運転は前方の視界が遮られているだけでなく、片手運転となり、非常に不安定な状態となります。傘さし自転車を見かけた場合は安易にすれ違うと危険です。できる限り距離を置いて走行してください。
―― バッテリー しっかり点検 トラブル防止 ――
11月11日は「電池の日」です。車に搭載された電池「バッテリー」の点検は行っていますか?寒さが増していくこれからの季節、弱ったバッテリーではエンジンが始動できなくなるおそれが出てきます。本格的な冬を迎える前に、バッテリーの点検を実施しましょう。
―― 横断歩道 歩行者見たら 止まって譲ろう ――
JAFの発表によると、全国で信号機のない横断歩道における車の一時停止率は39・8%です。地域によって差はありますが、未だに6割の車が歩行者を見ても進路を譲っていない状況です。横断歩道で歩行者を見かけた場合、確実に停止して、進路を譲りましょう。
―― 交差点 直進時にも 危険を予測 ――
青信号で交差点を直進する際、漫然と運転していませんか。たとえ前方の信号が青であっても、「交差車両が飛び出してくるかもしれない」等と考え、アクセルからブレーキに足を置き換えるなど、危険を予測しながら交差点に進入しましょう。
―― アルコールは 簡単には 抜けません ――
酒気帯び運転による交通事故が全国で散見されています。自分では「お酒は抜けた」と思っていても、実際にはなかなか体から抜けないものです。「お酒を飲んだら車を運転しない」を徹底し、飲酒運転の根絶を図りましょう。
―― 右左折時 止まる気持ちで 最徐行 ――
交差点を右左折する際に、歩行者や自転車が巻き込まれる事故が多発しています。交差点では安全確認を徹底し、いつでも止まれるように徐行してください。交差点を通行する歩行者等がいる場合は、安全が確認できるまで停止しましょう。
―― カーブの手前 しっかり減速 事故防止 ――
カーブでの交通事故が散見されます。たとえ走り慣れた道であっても、「カーブの手前でしっかり減速」という安全運転の基本を実践してください。また、対向車のはみ出しを予測し、道路の中央寄りを走りすぎない等、自車の走行位置にも注意しておきましょう。
―― ながらスマホは あなたも他人も 危険にさらす ――
ながらスマホは手元に意識が集中するため、非常に危険な行為です。運転中のながらスマホが法律により禁止されていることはもちろんですが、その一方で、歩行者等もながらスマホによって自分自身が死傷するケースも見受けられます。ながらスマホは絶対にやめましょう。