高速道路のわき見は恐ろしい

走行中のオーディオ操作もわき見につながる
走行中のオーディオ操作もわき見につながる

 先日、中央自動車道でパンクのためタイヤ交換をしていて、大型トラックにはねられ3人の死者が出た事故のお話をしました(平成22年5月8日午前9時半頃に発生した事故です)が、加害者であるドライバーへの判決が3月22日に甲府地裁で言い渡され、禁錮1年10カ月の実刑という厳しいものとなりました。


 判決では、トラックのドライバーが景色に気をとられて約98mにわたってわき見運転をしていたことを挙げ、「前方注視を怠らなければ回避することは容易だった」としています。時速100キロ(秒速28m)走行を仮定すると、約3.5秒景色に見とれたことになります。前方から目を離す時間としては危険な長さであり、高速道路では恐ろしい被害に結びつくことは大きな教訓ですが、この事故の背景にも注意が必要です。


 タイヤ交換をしていた16分間に200台以上の車が被害者らを回避して通り過ぎたということですから、たしかに、わき見をしていなければ、トラックが回避できた可能性は高いのです。しかし、亡くなられた方々には気の毒ですが、乗用車が橋の上の狭い路肩で少し車線にはみ出して右後輪の修理をしていたこと、停止表示板や発炎筒を置いていなかったことなども、衝突事故を誘発した遠因と言えます。


 ドライバーの皆さんは高速道路に「歩行者や人はいない」と思い込まずに、少しのわき見でも恐ろしい惨事となる危険を意識しましょう。そして、もし自分がタイヤトラブル等に巻き込まれたら、この事故の教訓を思い出し、できるだけ惰力で走行して路肩の広い場所や非常駐車帯まで車を運ぶ努力を惜しまないことです。

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