ご存じのように、6歳未満の子どもを車に乗せるときには、チャイルドシートの着用が義務づけられています。
子どもが小さい間は、乳児用のチャイルドシートを使用しますが、4~5歳児になると座席を上げるジュニアシートを使って大人用のシートベルトを使用します。
最近、JAFと警察庁が実施したチャイルドシートの着用状況の調査結果が発表されました。
これによりますと、6歳未満全体の子どもの使用率は6年連続上昇し、平成14年の合同調査開始後、初めて6割を超えて60.2%となりました。
しかしながら、チャイルドシートの着用率が上がったと喜んでばかりいられない実態も明らかになっています。
それは、チャイルドシートのなかでも乳児用シートを使用する割合の高い1歳未満の子どもの使用率は81.2%と高いのですが、ジュニアシートを使用する割合の高い5歳児の使用率は38.1%と低くなっているのです。
5歳児は、座席シートにそのまま座ったり、ジュニアシートを使用せずに大人用シートベルトを着用しているケースが目立っています。
4~5歳児くらいになると、ジュニアシートに座りたがらないのですが、子どもの命を守るのは大人の役目です。嫌がっても、ジュニアシートを使用させてください。
(シンク出版株式会社 2013.6.14更新)
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