最近、高速道路を走行していて、危ない体験をしましたので、それについて話したいと思います。高速道路の追越車線を走行していたときに、走行車線を走行していたトラックが突然目の前に車線変更してきたのです。
普通なら車線変更するタイミングではなかったのですが、強引に前に割り込んきたので、少し驚いてしまいました。割り込んできたトラックは、前に遅いトラックがいて、そのトラックを追い越すために出てきたのです。
車線変更してきたトラックには速度抑制装置が着いており、追越車線に出てきたものの、なかなか走行車線のトラックを追い越すことができず、両方の車線を塞いだまま2台のトラックが延々と並走したため、後ろの車が渋滞していました。
それ以後、走行車線から出てくるトラックを観察していましたが、結構多くのトラックが、追越車線を走行している車の前に強引に車線変更してきました。追越車線を走行している車が、このタイミングで走行車線からトラックが車線変更してくることはないだろうと油断していると、危険な状況に陥ることになります。
走行車線にトラックが走行していて、その前に遅い車がいたら、車線変更してくるかもしれないと考え、その動きに注意して油断しないようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2014.2.13更新)
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