バック時には、歩くぐらいのスピードで

 依然としてバック時の事故が多発しています。

 さる1月5日にも午後1時半ごろ、高知市でバック中のゴミ収集車が小学校1年生の自転車を巻き込み、死亡させる事故が発生しました。

 

 ゴミ収集車は作業員がバック誘導をすることも多いのですが、この事故では運転者単独でバックしていて、後方の安全確認を怠ったようです。

 

 事故現場は見通しの悪い交差点だったので、交差点をバック通過するとき自転車が来たのかも知れません。

 最近は、乗用車だけでなくトラックやゴミ収集車などでバック・モニターを搭載した車が多くなっています。それでもバック事故が減らないのは、慌ててバックしているため、モニターを見た時「すでに当たっている」という例が多いと報告されています。

 

 また、モニターは人間の視覚と距離感が違い、近くにいる相手に対して十分に離れていると思い込む場合があります。事故事例のように見通しが悪く、モニターにも映らない場所から歩行者や自転車などがやってくる危険もあります。

 見通しの悪い場所では、降りて後方を確認してからバックするとともに、歩く程度のゆっくりとしたスピードでバックしてください。そして、少しでも異変を感じたらすぐに停止することが大切です。


(シンク出版株式会社 2015.1.21更新)

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