高速道路では路肩の停車車両を警戒しよう

 たびたびお話していますが、依然として高速道路で路肩停止した車両に衝突する事故があとを絶ちません。最近も、以下のような死亡事故が発生しています。


●ガス欠車両に衝突

 8月4日午前1時50分頃、群馬県の上信越道でガス欠のため路肩に停車していたマイクロバスに大型トラックが追突、女性1人が死亡し3人がけがをしました。

パンク修理車両に衝突

 8月10日午前3時頃、川崎市の首都高速道路湾岸線でパンクしたタイヤの交換のため路肩に止まっていたワゴン車に、後続のトラックが追突、はずみで車の近くで作業をしていた男性が突き飛ばされ、高架の12m下に転落して死亡しました。


 これらの事故には、共通要因があります。ひとつは深夜・未明の事故で、追突したトラックのドライバーが疲労や眠気から漫然運転や覚低走行に陥っていて、路肩の停車車両に気づくのが遅れた可能性が高いことです。

 

 さらに、停車していた車はいずれもグループでのレジャー目的の走行です。危険な深夜に移動し、パンク・ガス欠などのトラブルで自ら事故の要因をつくっています。


 レジャードライブする人は出発前の点検と整備を徹底してください。高速道路での路肩停車は死に直結します。また、深夜に走行するドライバーは、路肩停車車両の存在を予測して運転するようにしましょう。

(シンク出版株式会社 2015.8.17更新) 

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