上り坂の手前では前車の減速に注意しよう

写真はイメージで文中の事故とは関係ありません
写真はイメージで文中の事故とは関係ありません

 さる8月18日午前4時50分ごろ、福岡県内の九州自動車道下り線を走行していた大型トレーラーに、後ろから追従してきた大型トラックが追突する事故がありました。


 事故現場は上り坂となっており、大型トレーラーのスピードが低下し、後続車がそれに気づくのが遅れて追突した可能性もあるとみて事故発生の経緯を詳しく調べているということです。 


 一般的に、高速道路の上り坂付近では、車両のスピードが、知らず知らずのうちにダウンすることが知られています。一台の車のスピードが落ちると、後続車のドライバーはアクセルペダルから足を離すことになります。そうするとエンジンブレーキがかかってスピードが落ち、それが後ろの車にも伝搬してさらにスピードが落ちます。そのため、上り坂付近を起点として渋滞が発生することがよくあります。


 渋滞が発生するぐらいならいいのですが、この事故のようにスピードダウンした車に気づくのが遅れると、追突することも珍しくはありません。とくに、夜間は前車の減速に気づきにくいので、上り坂付近では十分に注意してください。

(シンク出版株式会社 2015.9.2更新)

■追突事故防止指導教材のご案内

 多発する追突事故の原因の多くは、わき見や漫然運転など運転者のうっかりミスであり、事故防止対策には、運転者の追突原因に対する気づきが重要です。

 

 教育用小冊子「自分で気づこう!!追突事故の危険」は、7つの事故事例をもとに自分自身の運転態度をチェックすることができ、「わき見」「思い込み」「漫然運転」による追突防止のための有効な教育教材となっています。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

12月10日(火)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。