車に乗り込んで運転するときに、持っていたかばんなどを助手席に置いたり、書類などをダッシュボードの上に置いたりすることがありませんか?
このように何気なく置いた荷物が運転中に落ちてきて、思わぬ事故を起こすことがありますので、荷物の置き方には注意しなければなりません。
さる2月3日午後0時半ごろ、新潟県上越市のコンビニに軽乗用車が突っ込む事故がありました。
運転していた78歳の男性は「かばんが足元に落ちて、ブレーキの下のかばんが挟まって、ブレーキが完全にきかないから突っ込んでしまった」と話しています。
運転中にブレーキを掛けたりハンドルを切った反動で、荷物が下に落ちてきて、それを手で押さえようとしてわき見運転になったり、この事例のようにブレーキの下にものが挟まってブレーキが十分に踏めずに事故になったりすることがあります。
車内に荷物を置くときには、多少の反動でも荷物が動かない場所に置くようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2016.2.12更新)
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