トンネル内ではラジオの操作をしない

 

 先日、国土交通省は、高速道路のトンネル内で発生した4台が絡む多重追突事故について、事故調査報告書を公表しました。

 

 この事故は、平成26年10月22日17時50分頃、静岡県浜松市の新東名高速道路のトンネル内を走行していた大型トラックが、渋滞で停止していた別の大型トラックに追突したものです。

 

 報告書によりますと、事故を起こしたトラックの運転者は、渋滞情報を得ようとラジオを操作したときにわき見運転となっていました。そのため、渋滞で停止していた別の大型トラックに気づくのが遅れたことが原因の一つとしてあげられています。

 

 渋滞情報を得るために、ラジオを聴くのは悪いことではないのですが、問題はそのタイミングです。言うまでもなく、暗いトンネル内では前方が見えにくく、前方にいる車がどれくらい遠くにいるのか、どれくらいのスピードで走行しているのかなどが非常にわかりにくい場所です。

 

 そのため、少し油断するとあっという間に前車に近づき、ブレーキを踏んだという経験は誰でもあると思います。

 

 交通環境が良いといえないトンネル内では、渋滞情報を得るためとはいえ、ラジオ操作など前方から視線を外すようなわき見運転は絶対にしてはいけません。

 

(シンク出版株式会社 2016.3.7更新)

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