車を運転する人は、自分が住んでいる地域の運転マナーがよいのか、悪いのか気になるところですね。
JAFでは、居住する都道府県の交通マナーに関するアンケート調査を実施しその結果を発表しました。
それによりますと、「あなたのお住まいの都道府県の全般的な交通マナーについて、どう思いますか?」という問いに対して、「とても悪い」「悪い」と回答した人の比率は、香川県が80%でトップで、2位は徳島県(73.5%)、3位は茨城県(67.2%)の順になっています。
逆に、比率がいちばん低い県は島根県の16.8%で、次いで岩手県の18.1%、神奈川県と長崎県の19.0%の順になっています。
一般的に、交通マナーの悪い都道府県としてよく挙げられる愛知県は6位(59.3%)、大阪府は7位(58.9%)となっています。
居住している人は、世間一般で言われているほど運転マナーが悪いと感じていないのかもしれませんね。
いずれにしても、マナーが悪いと感じている都道府県とそうでもない都道府県の差は60%くらいありますので、地域によってこれだけの差があるのかと驚かされます。
マナーが悪いと感じている地域の人は、まず自分からマナーのよい運転を心がけてみませんか?
(シンク出版株式会社 2016.7.19更新)
──監修:杉原厚吉(「計算錯覚学の構築」チームリーダー)
小冊子「錯視・錯覚に注意して事故を防ごう」は、下り坂が上り坂に見えるなど、運転中におこる錯視・錯覚を具体的に紹介した、事故防止教育教材です。
5つの問題に回答を記入したのち、解説を読んでいただくと、「運転中の錯視・錯覚」について簡単に理解していただくことができます。
巻末には、「錯視・錯覚」をどれだけ意識して運転しているかを確認できるチェックリストを設けています。