駐車ブレーキだけでは車が動き出すことがある

写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません

 車を止める時、駐車ブレーキをかけることが重要ですが、ギア(シフトレバー)の位置によっては、車が動き出すことがあります。

 

 さる2016年12月29日、三重県伊賀市で救急出動した救急車が路上に車を止めて救急活動をしようとしましたが、無人のまま動き出し、近くに駐車していた軽自動車に衝突する物損事故が起こりました。

 

 救急車はサイドブレーキを引いていましたが、エンジンをかけたままでシフトレバーはD(ドライブ)の状態だったそうです。

 

 救急車が停車中に無人で動き出した事故は、一昨年にも栃木県小山市で発生しています。ゴミ収集車もよく作業中に動き出すことがあります。

 

 これらの車は停車中にもエンジンを切ることが難しい点が、こうした事故に結びつく原因の一つとなっています。

 

 私達も、ちょっと止まって何かするとき、エンジンをかけたまま車を降りてしまうことがありますが、非常に危険です。

 

 AT車ならシフトをPの位置に戻し(MT車はニュートラルギア)、必ずエンジンを切って駐車ブレーキをしっかりとかける習慣をつけましょう。

(シンク出版株式会社 2017.1.6更新)

■交通事故が社会に大きな損害を与える

事故によって鉄道をストップさせたり、電柱を倒して付近一帯が停電になったり、田んぼに廃油を流出させるなど、社会に大きな損害を与える事故が発生することがあります。

 

小冊子「こんなに大きい!事故の社会的損害」は、ドライバーのわずかなミスや低い安全意識による交通事故が、事故の当事者以外の人にも大きな損害を与え、取り返しの付かない事態に発展することを理解していただくことのできる教育教材です。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

4月22日(月)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。