定員をオーバーして乗せない - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

定員をオーバーして乗せない

写真はイメージです。本文の事故とは関係がありません。
写真はイメージです。本文の事故とは関係がありません。

 さる7月25日、静岡市清水区の市道を走行していた軽自動車が横転し、乗っていた7人が重軽傷を負う事故がありました。

 事故現場は、センターラインのない左カーブの下り坂で、乗車定員をオーバーして走行していた軽自動車が、カーブを曲がり切れなかったものとみられています。

 

 ある程度車の運転経験がある人ならすぐにわかると思いますが、一人で運転しているときと、乗車定員一杯に人を乗せているときとでは、明らかに車の動きが違ってきます。

 

 たとえば、乗車定員一杯に人を乗せて運転しているときに、一人で運転していると同じ感覚でブレーキを踏んでも、車が停止するまでに随分と距離が必要な感じがします。

 交差点などを曲がるときなどでも、一人のときと同じスピードで曲がっていても、外に車がふくらんでいくような感じがします。

 

 それだけ車の重量が増えると、車を安全に制御するのは簡単ではないわけですから、定員をオーバーしているとさらに車両重量が重くなるので、車をコントロールするのは難しくなります。

 

 車には乗車定員が定められていますので、絶対にその人数を超えて乗せないようにしてください。

(シンク出版株式会社 2017.7.28更新)

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