このコーナーで何度も取り上げていますが、車内に残された子どもが熱中症で亡くなったというニュースが絶えません。
さる7月8日静岡県湖西市で、パチンコ店で父親が1歳の長男を車に残したまま2時間ほどパチンコをしていて、熱中症で死亡させています。
また、7月24日奈良市で車の中で小学4年生の男児が熱中症で死亡する事故がありました。
母親は車を離れる際、エンジンを切って男児に車の鍵を渡し、あとから来るよう伝えたということですが、母親が1時間半後に病院から戻って見つかるまで車内に1人でとどまっていたと見られています。
この二つの事故だけに限りませんが、熱中症で亡くなったというニュースを見ていると、子どもを車の中に残すことについてそれほどの危機感を持っていないような気がします。
JAFなどの実験をみると、エアコンを停止するとわずか15分程度で熱中症指数が危険レベルに達しています。どんなに短い時間であっても、子どもを車内に残さないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2017.8.1更新)
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