運転中に携帯電話やスマートフォンを助手席など手に取れる場所に置いていませんか?
先日も、携帯電話を見ていた運転者が重大な事故を起こしました。
8月3日午前10時15分ごろ、静岡県島田市の東名高速道路トンネル内で大型トラックが前方の二輪車に追突したのをきっかけに、車両6台の玉突き事故となり、二輪車に乗っていた女性が死亡しました。
トラック運転者は、「スマートフォンを見ていて脇見運転になった」と供述しています。
高速道路のトンネル内ではたびたび深刻な追突事故が発生していますので、プロのトラック運転者はよく自覚しているはずですが、スマートフォンに脇見していたとは、信じられない危険な運転です。
しかし我々も、「自分は運転中に通話をしないし携帯画面は見ない」と思っていながらも、メールの受信などに気づくと、つい手にとってしまう危険性がないとは言えません。
ですから、携帯電話を見たいという誘惑にかられないように、カバンの中など見えない所にしまっておくことが大切です。
(シンク出版株式会社 2017.8.15更新)
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