さる8月17日午後10時頃、新潟県南魚沼市の国道で道路を横断していた68歳と79歳の男性2人が大型トレーラーにはねられ、さらに対向車線をやってきた軽自動車にもはねられて、2人とも死亡する事故が発生しました。
現場は片側1車線で横断歩道も信号もない場所ですが、近くに国道をまたぐ歩道橋がありました。
2人は近くの神社であったお祭りの帰り道だったということで、歩道橋を使わずそのまま横断しようとして事故にあったものとみられています。
以前もこの欄で紹介しましたが、ときどきこうした歩道橋下で歩行者が横断事故にあっています。とくに高齢者は、歩道橋の登り降りが大変なので、車の合間を縫って下を横断することが多いのです。夜間は発見が遅れるため非常に危険です。
夜間走行中、前方に歩道橋を発見したら「下の暗い場所を横断している歩行者がいるかもしれない」と予測しましょう。ライトを上向きにして速度を落とし、歩行者に注意してください。
(シンク出版株式会社 2017.8.22更新)
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