このところ、我が国を訪れる外国人が増加し、それに伴ってレンタカーの利用する外国人も増えて、交通事故も多発しているということです。
外国人利用者の最大の問題は、日本の左側通行に不慣れだということです。というのも、世界的にみて車両の左側通行を採用している国は少なく、利用者の多くは右側走行を取り入れている国からの観光客だからです。
私たちも、欧米諸国に行って車を運転するときには、右側通行に慣れるまでにオタオタしてします。
左折するときは、日本で言えば右折の感覚ですので、曲がった先の車線に入るときにどこに入ったらよいか、一瞬考えることがあります。おそらく、外国人観光客もそういった感じでレンタカーを運転しているのではないかと思います。
「わ」「れ」ナンバーのレンタカーを運転している人が外国人かどうか分かりにくいのですが、少し運転行動が変だなと感じたら、車間距離をあける、スピードを落として近づくなど防衛運転に徹して、事故に巻き込まれないように注意してください。
(シンク出版株式会社 2017.8.28更新)
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