このたび、栃木県警察本部がバイク事故を分析した結果を発表しましたが、そのなかでバイク乗車中に死亡した人の約4割が、事故時にヘルメットが外れていたことが判明し、注意を促しています。
同県警の調査によると、平成28年中に自動二輪車・原付バイクに乗っていて死亡した人は12人いました。
12人全員が事故時にヘルメットを着用していましたが、このうち5人(41.7%)が事故の衝撃などでヘルメットが外れたことにより頭部を強く打ち、死亡したことがわかりました。
兵庫県警の過去10年間にわたるバイク事故調査でも、同様に約4割の頭部損傷死亡事故はヘルメット脱落によるとされています。
ヘルメットは、アゴひもをきちんと締めていなかったり緩めたりしたことにより脱げるケースが大半とみられます。
バイクに乗る人はしっかりしと正しくヘルメットを着用するように心がけましょう。
また脱着が簡単な軽いタイプのヘルメットほど衝撃で脱げやすいので、脱げ防止機能のついた堅牢なヘルメットを使用して自分の命を守ることが大切です。
(シンク出版株式会社 2017.9.4更新)
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