さる5月6日午前11時50分ごろ、茨城県つくばみらい市の国道で乗用車が店舗の駐車場に入ろうとしたところ、歩道を自転車が通行してきたため停止し、後続の軽乗用車も停止しましたが、その後ろから来た乗用車が停止車両に気づかず追突しました。
この事故で押し出された軽乗用車が歩道を走行していた自転車に衝突し、乗っていた男性が死亡する事故がありました。
車を運転していると前車が店舗の駐車場に入るために減速したり、停止することがよくあります。
そのとき、前車は減速してウインカーを出したりするので、駐車場に入るのだなと認識できて減速することができ、前車が停止すればそれに応じて停止することができます。
しかし、その後ろを走行する車は、駐車場に入る前々車の存在がわかりにくいために前車が突然減速したり、停止するような感覚にとらわれてしまうことがあります。
そのため、少し油断していると前車に追突してしまうのです。
車を運転するときは、店舗の駐車場などに入る前車の行動に注意することはもちろんですが、前々車の動きまで注意しておきましょう。
(シンク出版株式会社 2018.5.14更新)
多発する追突事故の原因の多くは、わき見や漫然運転など運転者のうっかりミスであり、事故防止対策には、運転者の追突原因に対する気づきが重要です。
教育用小冊子「自分で気づこう!!追突事故の危険」は、7つの事故事例をもとに自分自身の運転態度をチェックすることができ、「わき見」「思い込み」「漫然運転」による追突防止のための有効な教育教材となっています。