暖かくなってくると、仕事が終わった後の「ちょっと一杯」ほど美味しいものはないとおっしゃる人も多いと思います。
しかし、これが許されるのは電車や徒歩で通勤をしている人だけで、マイカーで通勤している人は自宅に帰るまで絶対に飲んではなりません。
さる4月13日には徳島県美馬市の職員が、勤務を終えてマイカーを運転して帰宅する際に、途中でコンビニエンスストアで缶ビールなどを買って飲み、検問で酒気帯び運転の疑いで検挙されました。
また、5月8日には、奈良県大和高田市内で県立高校の教諭が学校から車で帰宅する途中、スーパーで缶チューハイ数本を買って飲み、停止中の軽トラックに追突して逮捕されました。
教諭は、「どうしても酒を飲みたかった」と話しているということです。
これらは当事者が公務員であったためにニュースになったのだと思いますが、実際にははるかに多くの人が帰宅途中に飲んでいるのではないでしょうか?
マイカーで通勤しているときは、どんなに飲みたいと思っても絶対に飲まないようにしてください。飲めば人生を棒に振ってしまいます。
(シンク出版株式会社 2018.5.16更新)
いわゆる二日酔いや、少し仮眠したから大丈夫と思って車を運転し、飲酒運転に陥る事例が後を絶ちません。
小冊子「『酒気残り』による飲酒運転を防ごう」は、川崎医療福祉大学の金光義弘特任教授の監修のもと、酒気残りのアルコールが身体に与える影響や、本人の 自覚と実際のアルコール含有量のギャップなどを紹介しており、「酒気残り」による飲酒運転の危険をわかりやすく理解することができます。