最近のガソリンスタンドは、セルフ式のスタンドが増えていますので、自分で給油する機会が多いと思います。
そのとき、ガソリンがある程度満タンになったら、自動的にストップするのですが、その後チョロチョロと給油する、いわゆる継ぎ足し給油をする人がいます。
このとき、給油ノズルからガソリンがあふれる事故が結構起きているので注意が必要です。
消防庁のまとめによりますと、「給油行為者の故意又は過失により給油ノズルからガソリンが流出・あふれ」た事故は、平成23~平成25年には25件だったのですが、平成26~平成28年には39件に増えています。
運送会社などでは、燃料を満タンにしておくと夏場などでは燃料が膨張して漏れたり、坂道に駐車したときには車体が傾いて漏れることがあるため、燃料を満タンに入れることを禁止しているところもあります。
ガソリンなどを入れるときには、給油ノズルが「カチャ」といって自動的に止まるところから継ぎ足さないようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2019.3.1更新)
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