さる3月20日午前9時半ごろ、盛岡市の駐車場の入り口で、軽ワゴン車を運転していた男性が自分の車と駐車券の発券機に挟まれ、反動で車の外に投げ出されて死亡する事故がありました。
警察では、男性の足がブレーキペダルから離れ、車が誤って発進したとみています。
駐車場に出入りするときに、発券機から駐車券を取ったり差し込んだりすることがありますが、このとき駐車場に曲って入った先に発券機があったりすると、車をギリギリまで着けることできず少しら離れてしまうことがあります。
こうしたとき、たいていの人は一生懸命手を伸ばして駐車券を取ろうとするのですが、あまり身体を伸ばしてしまうと、ブレーキを踏んでいる足が緩んでしまい、クリープ現象で車が前に動くことがあります。
曲って入るような駐車場は、発券機に平行に車を近づけることが難しく、車と発券機が離れてしまいがちです。
そういうときには、ブレーキを踏んだまま無理に手を伸ばそうとせず、ギアを戻してパーキングブレーキをかけ、車から降りて取るようにしてください。
(シンク出版株式会社 2019.4.1更新)
最近、他の車をあおったり、運転中にスマートフォンを操作して重大事故を誘発するなど、「ドライバー失格」と言える行為が目立つようになり、取締りや罰則が厳しくなっています。
この冊子では、代表的な危険・迷惑運転を取り上げ、その罰則の重さと、運転上の注意ポイントを解説しています。
ドライバー向けのセルフチェック欄も設けていますので、自分が無意識のうちに危険・迷惑運転をしていないかチェックすることができます。今、事業所にとって運転者教育に最適の小冊子です。