先日、常磐自動車道における白い外車の「あおり運転」と暴行の様子を撮影したドライブレコーダー映像がニュースで繰り返し報道され、その横暴ぶりに皆さんも驚かれたと思います。
追越車線ですぐ抜けなかったことにカッとしたようですが、高速道路の本線上に車を止めさせて、被害者を脅し暴行していました。
このような行為は、へたをすればあおった運転者自身も追突死傷事故にあう危険があります。
こうした事態に巻き込まれて、もし死傷事故にあえば被害者は本当に悲劇です。
なお、人や車を叩けば暴行罪や傷害罪が適用され、無事故であってもあおった運転者は有罪となります。
ニュース映像では繰り返し目の前で停車され身動きが取れず、被害者は結果的に止まらざるを得なかったそうですが、サービスエリアの入り口付近でしたので、こんな場合は恐怖心を乗り越え何とかサービスエリアなどに逃げ込むように心がけましょう。
サービスエリアでは落ち着いて110番通報ができますし、大勢の人の目があるといくら興奮した危険な人でも行動にブレーキがかかることがあります。
いずれにせよ、本線上で長くとどまるほど追突される危険が増しますので、注意してください。
(シンク出版株式会社 2019.8.19更新)
最近、他の車をあおって危険を生み出したり、運転中にスマートフォンを操作して、重大事故を起こすなど、ドライバー失格と言える行為が目立つようになりました。
この冊子では、代表的な危険・迷惑運転を取り上げ、その罰則の重さと、運転上の注意ポイントを解説しています。(※2019年12月1日施行の改正道路交通法・携帯電話使用等の罰則強化についても収録しています)
ドライバー向けのセルフチェック欄も設けていますので、自分が無意識のうちに危険・迷惑運転をしていないかチェックすることができます。
今、事業所にとって運転者教育に最適の小冊子です。