片側1車線のトンネル内では慎重な運転を

写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません

 さる7月21日午後4時半ごろ、千葉県南房総市のトンネル内を走行していた乗用車と軽自動車が正面衝突し、軽自動車に乗っていた小学生ぐらいの男の子が死亡する事故がありました。

 

 事故の現場は片側1車線の道路で、どちらかの車がセンターラインを越えたものと思われます。

 

 この事故に限らず、最近のニュースを見ているとトンネル内を走行していた車が対向車と衝突する事故が多発しています。

 

 一般道路のトンネル内は、一般的に非常に暗いところが多いため、明るい所からトンネル内に入るとしばらくの間ほとんど見えません。

 これは皆さんご存知のように、人間の眼は暗いところに慣れるまでにしばらく時間がかかるためです。

 

 そのうえ路側帯もほとんどないところが多いため、どうしても道路幅員が狭い感じがします。そのため、心理的に道路中央に寄って走行しがちになります。

 

 その結果、双方の車がセンターラインに寄って走行することになりますので、正面衝突するリスクが高くなるのです。

 片側1車線のトンネルでは、センターラインをはみ出さないように慎重な運転を心がけてください。

 

(シンク出版株式会社 2019.8.20更新)

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 それぞれの運転場面における注意すべきポイントを簡潔にまとめていますので、悪条件下における事故防止のポイントを簡単に理解していただくことができます。

 

 

 

 

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