最近また、あおり運転の映像が繰り返しテレビで放映されたことから、社会の関心が高まっています。他車をあおる運転者は以前からいましたが、ドライブレコーダーの普及もあって、映像の流れる機会が増えています。
こうして社会の興味・関心が高まると、警察や政治家は無視するわけにはいかないので、取締りを厳しくしたり、法改正による厳罰化などを検討するようになっています。
実際に、車間距離保持義務違反の取締り件数が2018年以降大幅に増加していて、前年の1.83倍(高速道路に限ると1.92倍)と倍増の勢いです。
高速道路では、急ブレーキ禁止違反、進路変更禁止違反など明らかに「妨害を目的とする運転」がより怖いと感じますが、車間距離を保持しないと追突事故に結びつく危険が大きいので、取締りが厳しくなるのはうなずけます。
皆さんも、前の車が予想外に遅い場合、車間距離を一時的に詰めてしまうことがあるかもしれません。こんなときは、すぐに車間距離を意識的にとるように心がけましょう。
場合によっては自分が意図していなくても違反運転、あおり運転として検挙される可能性が高くなっていることを意識してください。
(シンク出版株式会社 2019.8.27更新)
最近、他の車をあおったり、運転中にスマートフォンを操作して重大事故を誘発するなど、「ドライバー失格」と言える行為が目立つようになり、取締りや罰則が厳しくなっています。
この冊子では、代表的な危険・迷惑運転を取り上げ、その罰則の重さと、運転上の注意ポイントを解説しています。
ドライバー向けのセルフチェック欄も設けていますので、自分が無意識のうちに危険・迷惑運転をしていないかチェックすることができます。今、事業所にとって運転者教育に最適の小冊子です。