いよいよ今年もあと1か月となりました。
年末に向けて忙しい運行状況になっているでしょうが、歩行者保護など安全運転の基本を再確認しましょう。
とくに横断歩道での歩行者優先無視などが単なるマナーの問題ではなく、法令違反であることを周知しましょう。
なお、今月1日から改正道路交通法が施行され、スマートフォンや携帯電話などを使用する「ながら運転」に対する罰則が強化されていることを再度徹底してください。
飲酒運転の根絶も依然として課題となっています。飲酒量の多い運転者への指導を継続しましょう。
12月の重点管理目標 | 飲酒運転根絶に向けて取組もう
12月の健康管理目標 | 隠れた高血圧に注意しよう
横断歩道の歩行者に配慮しよう
■8割以上の運転者が横断歩道での一時停止義務を怠っています
依然として道路交通法を無視し、信号のない横断歩道で停止しない車が多く、歩行者事故の原因の一つとなっていることをご存知ですか。
JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は毎年、「信号機のない横断歩道」における歩行者優先の実態調査を全国で行っています。2019年も8月に調査した結果を公表しましたが、横断歩道での一時停止率は全国平均で17.1%です。
前年の8.6%に比べると倍増してはいますが、8割以上が停止しないというのは大きな問題です。
一時停止率は、都道府県によって差があり、最も高かった長野県は68.6%と過去最高で昨年に引き続き1位ですが、今年最下位の三重県は3.4%という低率でした。
歩行者事故の要因には、歩行者が横断歩道以外の横断禁止場所を横断して発生する事故も多数あり、車のルール違反だけが原因ではありません。
しかし、車が横断歩道でほとんど停止しないという現状をみると、ドライバーの歩行者保護意識が非常に低いことがわかります。
自分自身もひとたび車を降りたら、歩行者として横断歩道でひかれてしまう危険があるのですから、横断歩道では必ず「歩行者を優先する」意識を持ちましょう。
■横断歩道上の歩行者を路線バスが轢過
2018年5月20日午前8時30分ごろ、釧路市錦町のバス停付近で、横断歩道を歩いていた女性(30)が路線バスにはねられて死亡しました。
女性は、現場で死亡が確認され、警察はバスの運転者の男性(52)を過失運転致死の現行犯で逮捕しました。調べに対し、運転者は「横断歩道の状況をよく見ていなかった」と話しています。
■横断歩道上で高齢男性がはねられ死亡
2019年11月2日午後1時半過ぎ、佐賀県武雄市の市道で横断歩道を歩いて渡っていた77歳の男性が、右折してきた72歳の男性が運転する軽ワゴン車にはねられて死亡しました。
警察は、運転者の男性を過失運転致死の現行犯で逮捕しました。
現場の交差点の横断歩道には信号がなく、右折した車の運転者が歩行者を見落としたものと思われます。
■下の項目をチェックし自らの運転ぶりを反省して「歩行者事故」防止に努めましょう
・横断歩道の手前ではアクセルから足を離し、歩行者の有無を確認する
・歩行者が止まるように見えても停止し、アイコンタクトして横断を促す
・路面にダイヤマーク標示を見たら前方に横断歩道の存在を予測する
・学校などの近くでは、信号のない横断歩道の存在を予測する
・交差点の右左折時は、横断歩道の手前で一時停止し左右を必ず確認する
・夜間時はライト上向きを原則とし、横断歩行者の見落としを警戒する
・横断歩道付近では、遅れて横断する幼児や子供の自転車を警戒する
・横断歩道手前で停止した車の横では、一時停止して安全を確認する
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飲酒運転根絶に向けて取組もう
■基準値以下でも飲酒運転事故が起こっている
忘年会・新年会などが行われるため、事業所の運転者も飲酒機会が増えます。年末年始に向けて、飲酒運転根絶のための周知・啓発活動を展開しましょう。
飲酒運転事故は一時に比べて減少しています。2018年中の飲酒運転による死亡事故は198件で、10年前の2008年の305件に比べると65%程度の水準です。
しかし、ここ数年は毎年200件前後の発生で下げ止まっています。
飲酒運転死亡事故198件のうち、前後不覚となる酒酔い運転は13件と少なく、最も多いのは呼気中アルコール濃度0.25mg/l以上となった酒気帯び運転の121件です。
ただし、基準以下(0.15mg未満)の酒気帯びによる死亡事故も25件発生しています。
アルコールの影響には個人差があり、血中濃度が低い状態でも運転に大きな影響を受ける場合があります。「飲んだお酒の量が少ないから大丈夫」とか、「仮眠をしたからもう覚めただろう」などと油断して運転すると、死亡事故に結びつく危険が大きくなります。
■多量飲酒する運転者をチェックし、個別に指導しよう
とくに、多量飲酒をする習慣のある運転者は、翌朝の酒気残りによる飲酒運転の可能性があり、要注意です。
職場の同僚などの情報に注意し「あいつは酒豪だ」などと噂のある運転者に対しては適正飲酒を促す指導が重要となってきます。
全社的な飲酒運転根絶キャンペーンをしても、「自分は酒に強いから大丈夫」などと考えてしまうので、運転者の行動は容易には改まりません。
飲酒運転防止指導の際には、運転者全員に普段の飲酒量を申告させて、飲んだアルコールが分解されるまでどの程度の時間が必用かを計算させる指導を行いましょう。自分が飲酒する量では翌朝までに酒が覚めないことを理解してもらい、多量に飲む飲酒習慣の危険を自覚させて改善を促しましょう。
飲酒運転が悲惨な結果をもたらすことを再認識させ、運転者一人ひとりに「飲酒運転は絶対にしない、させない」という意識を徹底することが重要です。
隠れた高血圧に注意しよう
■意外にわからない早朝の高血圧
日本には、現在4,300万人以上の高血圧有病者がいると推定されています。
このうち、治療を受けて血圧値がコントロールされているのは1,200万人程度で、残りの3,100万人以上のうち、未治療かつ自分が高血圧だと気づいていない人が1,400万人はいるそうです。
皆さんは、血圧を計るのは健康診断のときか病気で通院したときだけという人が多いと思います。
そのとき、正常ですねと言われて「自分の血圧は大丈夫」と考えると少し問題があることが、最近わかってきました。
というのは、病院で計る血圧はさまざまな要因から高すぎたり、実際より低くでることがあり、よほど若くて健康な人以外は家庭で日常生活のなかで計る血圧が重視されてきているからです。
病院で計ると診察室という慣れない環境で緊張して、普段の血圧より高くなる「白衣高血圧」が出ることがあります。
一方、早朝に非常に高血圧になっている人であっても、降圧剤を服用してから健康診断を受けると、正常血圧が計測されます。
しかし、降圧剤がある程度は効いていても、薬の効力が失われる夜から朝にかけて血圧が上がっていたり、早朝に急激に血圧が上がる「早朝高血圧」の患者が意外に多いといわれていて、日常生活の中での血圧の変化を調べることが重要になっています。
ですから、最近は家庭で血圧測定して、最高血圧135mmHg、最低血圧85mmHgを超えることが目立つようなら、記録を持って医師の診断を受けることが望ましいのです。
(※この記事は日本高血圧学会制作の「高血圧の話」を参照しました)
スマホで事故を起こせば、1年以下の懲役──12月1日:改正道交法施行
12月1日から運転中に携帯電話やスマートフォンを使用したり、カーナビ装置を注視して、違反・事故となった場合の罰則が大幅に強化されます。
(※「携帯電話使用等」違反──ただし、
車が停止しているときは除きます)
事故など交通の危険を生じさせた場合は1年以下の懲役又は30万円以下の罰金となります。違反点数も3倍に引き上げられ6点ですから即免停という厳しいものです。
また事故を起こさない「保持」違反の場合も、違反点数は3点で反則金が3倍近くになり、トラックなど大型車では2万5千円という高額です。
■道路凍結の危険を予測しよう
今冬は暖冬の予報ですが、徐々に気温が下がり全国的に雪や凍結による事故の危険が高まっています。
北海道では、11月から雪や吹雪による交通事故が相次ぎ、すでに冬道モードに入っています。まだ積雪をしていない地域でも、気温低下のため深夜・早朝などに川沿いの道路・橋梁や高架の上・山道でうっすらと霜が降りたような場所が凍結することがあります。
最低気温が3℃以下になった日にこうした場所を走行する場合には、十分に速度を落として不用意に強いブレーキを踏まないように心がけて運転しましょう。
また、スタッドレスタイヤに履き替えていない車で北国に出張をする場合はチェーンの搭載を指示してください。
■タイヤチェーンがないと通行できない
道路がある可能性をチェック
2018年12月14日から、警報レベルの大雪が降った際には、右のような標識が出た道路(一般道路、高速道路)で全車両へのチェーン規制が行われることになりました。
2018年1月~2月にかけて、豪雪により各地で車が立ち往生し、長時間の滞留が発生したことを受けた措置です。
この標識が出た道路では、スタッドレスタイヤであってもチェーン装着が必要ですので、そろそろ気象情報や道路規制情報に注意して、運転者にチェーン搭載の指導を実施しましょう。
平成30年度に国土交通省から規制実施の対象となる区間と規制の運用方針が公表されています(暫定区間で変更・追加の可能性はあります)。
該当する経路を走行する事業所では、豪雪に備えてチェーン搭載を指導してください。
→ 詳しくは、こちらを参照 (国土交通省のWEBサイト)
■安全管理、指導に関するチェックを徹底しよう
国土交通省では毎年、輸送機関に対して自主点検等を通じた安全性の向上を呼びかける総点検運動を実施しています(2019年12月10日~2020年1月10日)。
自動車運送事業者はもちろん、鉄道、船舶を含めた全輸送機関に対して、災害や事故、テロや伝染病の流行などに備えた自主点検等を通じて安全性の向上を呼びかけています。
とくに事業用自動車の事業所においては以下の点を重点的にチェックしましょう。
大型自動車を使用する事業所では、自主点検を実施した後、2020年2月上旬までに管轄の運輸支局まで結果を送付しましょう。
詳しくは、同省のWEBサイトを参照してください。
国土交通省の発表した資料によると、2018年度(平成30年度)のホイール・ボルト折損等による大型車の車輪脱落事故発生件数は81件(14件増で、うち人身事故3件)と3年連続で増加し、ピークとなった平成16年度の87件に迫る厳しい状況となりました。
事故が発生した車両の傾向として、左後輪に脱輪が集中していることに加え、今般、新たにホイール・ボルトやホイールの錆(サビ)の除去が不十分のままタイヤ交換されているおそれがあることが確認されました。
81件のうち、2018年11月~2019年2月に54件(66.6%)発生と、冬期に集中しているのが特徴で、これからの時期注意が必要です。
このため同省では、ボルトの錆の除去など適正な車輪交換作業を実施するほか、交換後、特に脱輪の多い左後輪の重点点検を大型車ユーザーに求めています。
事業所でも、スタッドレスタイヤに交換時などは、左後輪を念入りにチェックしましょう。
詳しくは → 同省のWEBサイトを参照。
↑ 大型車の車輪脱落事故防止のための啓発用チラシより(日本自動車工業会作成)
日 付 | 行 事 等 |
11月より~ 1月10日(金) |
・第59回「正しい運転・明るい輸送運動」 全日本トラック協会主催──詳しくは、全ト協のWEBサイトを参照してください 。 |
1日(日)~ 2020年4月30日 |
・令和元年度 安全衛生教育促進運動──中央労働災害防止協会(中災防)が提唱し展開する活動。年間計画を定めて、雇入れ時教育、特別教育などの義務付けを踏まえ安全衛生教育の確実な実施を促しています。 |
1日(日)~ 31日(火) |
・大気汚染防止推進月間(環境省) ──12月は、自動車交通量の増加、ビルや家庭の暖房ほか気象条件などの影響により、大気汚染物質の濃度が高くなる傾向にあります。このため、環境省では、「エコドライブの実践」など、広報活動を通じて大気汚染物質の削減を呼びかけています。 (→ 詳しくは同省のWEBサイトを参照)。 |
1日(日)~ 1月31日(火) |
・陸上貨物運送事業「年末・年始労働災害防止強調運動」 ──陸上貨物運送事業労働災害防止協会(陸災防)の主唱する労災防止運動です(2020年1月31日まで)。 スローガン「受ける健診無駄にせず 今から見直す生活習慣」 交通災害や荷役作業時における墜落・転落災害などの防止を推進します。詳しく陸災防のWEBサイトを参照してください。 |
1日(日)~ 1月15日(水) |
・令和元年度「建設業年末年始労働災害防止強調期間」 ──建設業労働災害防止協会が、災害の多い年末年始に積極的な災害防止運動を展開します。交通労災としては、現場送迎時の事故防止、路面凍結等によるスリップ事故の防止などを強調しています。 スローガン「無事故の歳末 明るい正月」 |
1日(日)~ 1月15日(水) |
・令和元年度 年末年始無災害運動 ──中央労働災害防止協会が主唱する安全運動。今年で48回目を迎えます。今年の共通標語は、 「令和最初の年末年始 安全健康 心に誓う」 (※詳しくは、中災防のWEBサイトを参照してください) |
1日(日) |
・改正道路交通法の施行──「ながら運転」への罰則強化など スマートフォンやカーナビゲーション装置への注視・画像利用などによるながら運転が原因となる重大事故の多発を防ぐため、道路交通法が改正され「携帯電話使用等」に対する罰則が大幅に強化されました。 詳しくは → こちらを参照。 |
3日(火) |
・個人タクシーの日──東京都において40~50歳で3年間無事故無違反の優良運転手173人に個人タクシーの免許が許可された日を記念して、1959(昭和34)年に制定されました。 |
3日(火)~ 9日(月) |
・障害者週間──障害者基本法では、12月3日から9日までを「障害者週間」と定めています。障害者の自立と社会参加を実現していくためのフォーラムやセミナーなどが行われます。 |
4日(水) |
・運行管理者試験の書面申請・おまかせ申請の申請期限 なお、インターネット申請の期限は 12月10日(火) ※試験日2020年3月1日/おまかせ申請は別途依頼費用が必要 詳しくは、試験センターのWEBサイトを参照。 |
5日(木) |
・自動車事故防止セミナー(北海道運輸局) 日時:13:30~16:30 場所:かでる2・7(道立道民活動センター4階/札幌市中央区北2条) テーマ:自動車運送事業者の運転者に対する指導・監督 参加費無料(定員200名)詳細は同運輸局WEBサイトを参照。 |
7日(土) |
・大雪 |
10日(火) |
・12月の製品安全点検日 ──経済産業省は、毎月第二火曜日を「製品安全点検日」として、製品の安全な使用法やリコール製品等について情報提供・注意喚起を行っています。 |
10日(火)~
1月10日 |
・年末年始の輸送等に関する安全総点検 ──国土交通省が主唱する輸送機関等における事故やテロの防止対策実施状況等の点検です。詳しくは、同省のWEBサイトを参照。 |
12日(木) |
・バッテリーの日──電池工業会が設定。野球のバッテリーの守備位置数字が1、2であることから。(※自動車バッテリーの基礎知識については同会のWEBサイトを参照してください) |
12日(木) |
・一般社団法人交通科学研究会 2019年度・研究発表会 日時:10:45~17:00(受付は10:15より) 於:大阪市立大学梅田サテライト101教室(大阪駅前第2ビル6階) ※プログラム終了後、会場付近で懇親会を企画。詳しくは、 同研究会のWEBサイトを参照してください。 |
15日(日) |
・観光バス記念日──1925年(大正14年)のこの日、東京で初の遊覧乗合自動車(観光バス)が登場しました。 |
16日(月)~ 1月15日(水) |
・年末年始 港湾無災害強調期間 ──港湾貨物運送事業労働災害防止協会による年末年始の事故防止活動。安全・衛生活動の「見える化」など、創意工夫をこらした活動を推進します。 |
20日(金) |
・道路交通法施行記念日 ──1960年(昭和35年)のこの日道路交通法が施行されました。それまで交通行政は1947年制定の「道路交通取締法」によって行われ、各都道府県の行政処分基準などにはバラつきがありましたが、全国で統一した法制となりました。 |
22日(日) |
・冬至 |
23日(月) | ・平成天皇誕生日 |
25日(水) | ・クリスマス |
27日(金) | ・官庁仕事納め |
~ 12月上旬 |
・過重労働解消のためのセミナー(厚生労働省委託事業)──長時間労働削減対策などに必要な知識やノウハウ、取り組み事例の紹介。各都道府県別に各回100名定員で開催(大都市圏は複数回実施)されます。 詳しくは、過重労働解消セミナー運営事務局のWEBサイトを参照してください。 |
~2020年3月 |
・荷主と運送事業者のためのトラック運転者の労働時間短縮に向けたセミナー(厚生労働省委託事業)──トラック運転者の労働時間短縮の進め方のノウハウを広く荷主企業やトラック運送事業者に情報提供。全国の都道府県トラック協会などの協力で実施します。参加申込みはオンラインで行うことが可能です。詳しくは、同省のWEBサイトを参照。 |
9月~ 2020年2月 |
・荷役災害防止担当者講習会(荷主等向け) 各都道府県の開催予定及びあき状況は、 → こちらを参照 参加申し込み希望は、各陸災防支部へ(参加費無料) |
8月下旬~ 2020年2月 |
・令和元年度「過労死等防止・健康起因事故防止セミナー」 全日本トラック協会、都道府県トラック協会主催。経営者及び運行管理者等を対象に昨年度とカリキュラムを変更して全国各地で実施。過労死等防止計画の概要説明並びにドライバーの健康管理について、専門的な立場から解説します。 申込みは、各トラック協会か陸災防支部へ。 |
12月~1月 |
・貸切バス、観光バスを対象とした街頭監査 毎年、年末年始にかけては貸切バス発着場等における街頭監査が実施されます。平成28年度より街頭監査に関係する処分は強化されています。また貸切バスについては平成29年度より覆面添乗調査も実施されています。 |
12月中旬 | ・2019年10月末までの交通事故発生状況発表(警察庁) |
12月下旬 |
・2019年10月分 トラック輸送情報(国土交通省) |
12月上旬 |
・令和2(2020)年使用 交通安全年間スローガンの公表 毎日新聞紙上、全日本交通安全協会ホームページなど |
◆12月の日没時刻(国立天文台暦計算室による)
1日(日) | 福岡 17:10 |
大阪 16:47 |
東京 16:28 | 札幌 16:01 |
15日(日) |
福岡 17:12 | 大阪 16:48 |
東京 16:29 |
札幌 16:00 |
31日(火) | 福岡 17:20 |
大阪 16:57 |
東京 16:37 |
札幌 16:09 |
12月は冬至に向けて1年の中で最も日の入りが早くなってきます。薄暗いと感じたらためらうことなく、ヘッドライトを灯しましょう。最近の車は、走行中にライトを長時間使用してもバッテリーが上がるということは少なくなってきました。
寒くなっても忘年会やクリスマス行事、ウインタースポーツ観戦から帰る人などが多く、注意が必用です。早めのライト活用を意識して、周囲に警戒を促しましょう。
早めに点灯するあなたの思いやりが、交通事故減少に結びつきます。遅くても日没の30分前にはぜひ点灯するとともに、夕刻に増える歩行者事故を警戒して運転してください。
「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。全国で点灯活動を展開する運転者が増えています。
また、JAF(日本自動車連盟)も早期ヘッドライト点灯キャンペーンを展開しています。
JAFのインターネットWEBサイトではライト点灯
に関して様々な情報提供が行われます。
※詳しくは JAF Safety Light
のサイトを参照してください