さる11月21日午前0時すぎ、京都市南区の府道を走行していた乗用車が、左側にある駐車場に入ろうとして左折したところ、後ろから来た二人乗りのバイクと衝突し、一人が意識不明の重体となる事故がありました。
駐車場など道路外の施設に入るために左折することはよくありますが、そのとき後ろから走行してきたバイクや自転車などと衝突する事故が少なくありません。
その原因はいろいろありますが、いちばん大きいのは左折する手前でウインカーを出して後続車に左折の意思を伝えないことです。もう一つは、左折するにあたって予め道路の左端に寄っていないことだと思います。
事故を起こした乗用車がウインカーを出していたかどうかはわかりませんが、事故の状況からみると、出していなかったか、出したとしても曲がる直前に出したのではないかと思います。
道路外施設に入るときは、左折しようとする手前で道路左端に寄って確実にウインカーを出すことが重要です。
そうすれば、バイクは乗用車の左端を走行することができませんので、このような左折時の衝突事故は確実に防ぐことができます。
(シンク出版株式会社 2019.11.29更新)
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