7月は気温が上昇し、集中豪雨などに見舞われることも多いので、運行には十分に注意したい時期です。
気象状況に注意し運行指示を的確にしましょう。暑さ指数などにも注目し、運転者の疲労や熱中症予防に配慮する必要があります。
また、あおり運転の厳罰化などを定めた改正道路交通法が6月末から施行されています。7月には危険運転致死傷罪の適用範囲も広がります。運転者にあおり運転防止の指導を徹底してください。
さらに、7月第1週には全国安全週間が実施されます。構内事故などを含めた事故防止指導を徹底しましょう。
■早めの休憩で疲労を防ぎましょう
水分補給のためにも休憩は重要です
7月は温度が高く、炎天下に駐車した車の車内温度は、 50℃を超えることがあります。エアコンで車室内を冷やすと空気が乾燥し、車の乗員は脱水症状気味になります。
水分不足と暑さのストレスで疲労が進みやすい時期です。
また今年は、新型コロナウイルスの影響でマスクをせざるを得ない場面が多く、とくに暑さがより強く感じられるとともに、対人ストレスも増加しています。
車に乗ったとき、1人になってほっとすると同時に眠気がやってくるということがあります。
早めに休憩して日陰で水分補給をする習慣をつけましょう。
睡眠不足も過労運転の原因となります
また、熱帯夜が続くため睡眠不足になっているという人はいないでしょうか?
この時期多いのは、睡眠不足による過労・居眠運転の多発です。
人間には身体リズムがあり、だれでも昼食後の2時~3時頃に眠気が襲ってくることがあります。
この時間帯に、長時間運転の疲れや睡眠不足による慢性疲労などが重なると、深刻な居眠運転に陥る危険があります。
ですから、とくに午後の早い時間は運転には不向きな時間帯であることをよく自覚し、運行スケジュールを工夫するとともに、気を引き締めて「眠くなるかも知れない」と自分に言い聞かせながら運転するように心がけましょう。
■下の項目をチェックし、自らの運転態度を反省してください
・睡眠不足で身体がだるく感じるときは、休憩を早くするようにしている
・運転中も30分に1回などこまめに水分をとるように気をつけている
・運転する前日は早めに就寝するように心がけている
・昼食後には少しゆっくり休憩し、できれば15分ほど仮眠する
・日差しの厳しい日は、2時間以上の連続運転を避けて30分は休憩する
・運転中はマスクを外し、車外でも人がいないところではこまめに外す
・夏風邪かなと感じたら、ためらわずに運転業務から離れるようにしている
ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
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ハイ・イイエ
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ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
■「あおり運転」の厳罰化を指導しよう
妨害運転として摘発されたら、最高5年の懲役刑に──改正道路交通法
●あおり運転を道路交通法に規定
国会で審議されていた道路交通法と自動車運転死傷行為処罰法の改正案が成立しました。このうち、改正道路交通法は6月10日に公布され、6月30日から施行されることになりました。
今回の改正のポイントは、あおり運転の厳罰化です。2017年6月に東名高速道路で危険なあおり行為により2名が死亡する悲惨な事故が発生して以来、あおり運転に対する取締りが厳しくなっています。
法改正により道路交通法のなかでは明確に位置づけられていなかったあおり運転行為が「妨害運転」として規定され、罰則も非常に厳しくなりました。
●飲酒運転と同等の罰則を適用
従来であれば、車間距離不保持などで検挙されていたケースは、重くても道路交通法の罰則は「3月以下の懲役または5万円以下の罰金」程度であり、反則金ですむ場合もありました。
しかし今後、「妨害運転」で起訴された場合は反則金の適用はありません。すべて罰則が適用され3年以下の懲役又は50万円以下の罰金(高速道路で車を停止させるなど「著しい交通の危険」を生じた場合では5年以下の懲役又は100万円以下の罰金)など、飲酒運転と同等の厳しい刑罰が適用されます。
↑ 上は警察庁が作成した、あおり運転の罰則強化を説明するリーフレットとポスター
警察庁のWEBサイトからダウンロードできます
「危険運転」適用なら免許取消し後の欠格期間は最低でも5年
道路交通法違反による違反点数は、車間距離不保持などの違反であれば1~2点ですが、妨害運転は25点~35点と大幅にアップして、1回の違反で免許取消処分を受けます。
また、取消し後に免許を再取得できない欠格期間は処分前歴がなくても2年または3年となり、処分歴がある場合の欠格期間は最大5年、または10年と延長されます。
さらに、自動車運転死傷行為処罰法の改正により、あおり運転をした車の走行速度には関係なく、走行中の車の前で停止したり、高速道路で走行中の車を停止・徐行させて死傷事故が発生した場合も危険運転致死傷罪が適用されることになり、最長20年の懲役刑が求刑されることになります(7月2日施行)。
危険運転による事故は「特定違反行為」となりますから、人身事故の場合の付加点数は最低でも45点と非常に厳しくなり、軽傷事故の免許取消後の欠格期間が最低で5年となります(処分歴があれば最大10年まで延長)。
職業ドライバーであれば、仕事を完全に失うことになりますので、あおり運転は絶対にしないように運転者に指導しておきましょう。
【危険運転致死傷罪の範囲を拡大】
妨害目的で、重大な危険が生じる他車の前での停止、高速道路での前方停止、急接近などの行為は危険運転致死傷罪に該当。
■罰則
傷害事故 15年以下の懲役
死亡事故 1年以上の有期懲役
※有期懲役とは最長20年の懲役をさす。
【危険運転致死傷罪の事故点数】
交通事故で危険運転致死傷罪が適用された場合は、一般の違反行為ではなく特定違反行為とされて事故の付加点数は非常に厳しくなる(かっこ内は免許取消の欠格期間/前歴なしの場合)。
危険運転致死 62点(8年)
全治3か月重傷 55点(7年)
3か月未満の怪我 51点(6年)
30日未満の怪我 48点(5年)
15日未満の怪我 45点(5年)
熱中症を予防しましょう
■コロナの影響が発症リスクを高める
今年の夏は、新型コロナウイルスの影響で熱中症の発症が増えるのではないかと言われています。
理由の一つは、春に外出を控えたため、徐々に気温が上昇する変化に身体が対応する機会を奪われ「気温順化」がすすんでいない人が多いからです。
暑さに身体が慣れていない状況で気温が急激に上がると、健康な人でも熱中症にかかりやすくなります。
もう一つの理由は、屋外でのマスク着用リスクです。
マスクは他人への感染を防ぐ効果がありますし、不安を解消するためにも2m以内に他人がいる場合は着用するべきでしょうが、一方で、口中の湿度が高くなるため喉の渇きに気づきにくくなります。
また、マスクをいちいち外して水等を飲むのが面倒になり、水分を補給する機会が減る可能性があるため熱中症のリスクが上昇します。
暑い日の運転や炎天下で荷降ろし作業などをするとき周りに人がいない場合は、マスクを外して、意識的に水分補給に努める必要があります。
■「暑さ指数」に注目しよう
なお、気象庁では熱中症の予防対策を変更し、今後は高温注意情報を「暑さ指数」で発表する方針を固めました。
従来では、熱中症への注意を呼びかける35℃以上の高温注意情報について予想最高気温を発表していましたが、湿度等を勘案した「暑さ指数」に変え、環境省と共同で発表することになりました。
この夏は、関東甲信地方で先行して実施し、来年全国に拡大する予定です。
なぜ「暑さ指数」のほうが重要かというと、湿度が高い場合や日差しが強くて輻射熱が高い場合は気温35℃以下でも暑さ指数が危険域に達するため、より熱中症の搬送状況と関連性が高まるということです。
天気予報で暑さ指数が発表されない地方でも、環境省のインターネットWEBサイトにアクセスすれば、自分のいる地域の危険がすぐにわかります。毎朝チェックしておきましょう。
詳しくはこちらを参照してください。 → 環境省「暑さ指数(WBGT)の実況と予測」
※この記事は、環境省/熱中症予防情報サイトのホームページを参照しました。
全国安全週間です。安全の総点検を実施しましょう
7月第1週は全国安全週間が実施されます。この機会に職場の安全対策の総点検を実施しましょう。
令和2年度の「全国安全週間」スローガンは、
エイジフレンドリー職場へ!
みんなで改善 リスクの低減
となっています。
エイジフレンドリーとは「高齢者の特性を考慮した」を意味する言葉で、WHOや欧米の労働安全衛生機関で使用されています。
具体的には、最近増加している60歳以上の高年齢労働者の労働災害防止対策をはじめとした、就業構造や災害発生傾向の変化に対応した対策が重要です。全国の60歳以上の雇用者数は過去10年間で約1.5倍に増加し、運転業務に従事する高齢者も増加しています。
高齢者に配慮し、照度の確保、段差の解消、補助機器の導入等、身体機能の低下を補う設備・車両の導入など、ハード面の対策を検討しましょう。さらに、勤務形態等の工夫、ゆとりのある作業スピード等、高年齢労働者の特性を考慮した作業管理などのソフト面の対策実施も重要です。
●安全週間の取り組みポイント
実施項目 | 実施内容(例) |
安全意識の高揚 |
●経営トップや工場長、営業所長などが安全についての決意表明をする ●営業所や作業部署単位の安全衛生会議等を開催する ●無事故・無災害職場や優良な運転者の表彰をする ●運転者代表による「安全の誓い」などの決意表明をする ●家庭においても安全の重要さを共有する |
安全活動の実施 |
●職場の安全パトロール、安全総点検の実施 ●構内等における不安全行動の確認 ●運輸マネジメント・道路交通安全マネジメントに則した安全管理点検 ●職場一斉の設備、フォークリフト、車両、搭載品等の点検 ●墜落制止器具の整備、着用状況のチェック ●5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)による環境整備 |
安全教育・訓練 |
●安全運転、職場安全に関する講習会 ●ヒヤリ・ハット体験を活用した安全運転教育 ●朝礼、点呼時の事故事例による教育 ●構内危険箇所に関する情報共有教育 ●緊急時の対応方法・応急措置に関する訓練の実施 |
※厚生労働省では⾼年齢労働者を雇⽤する中⼩企業事業者を対象に、2020年度から新たに、「エイジフレンドリー補助金」事業を開始しました。60歳以上の高齢労働者を雇用し、職場環境の改善等の安全衛生対策を実施している事業所は対象になる可能性があります。
詳しくは、同省のWEBサイトを参照してください。
■感染予防は「換気」に力点を
あなたの事業所の新型コロナウイルス感染予防対策は万全でしょうか?
手洗いの励行、消毒薬による手指の消毒・清掃などを心がけている人が多く、口やかましく指導する必要はなさそうですが、管理面で配慮したいのは換気の徹底です。
日本の感染症対策で海外から高く評価されたことの一つが「3密」を避けるというキーワードを早くから印象づけたことと、換気の徹底に取り組んだことが挙げられています。
感染源であるウイルスは効果的な換気をすると飛散し、感染リスクが低減することがわかってきました。
ですから、事業所の運転者休憩室や車庫などでも定期的な換気を実施することが非常に重要です。
ある病院では、いくら掲示物などで換気を呼びかけても職場によって温度差が発生することから、開けられる窓は常に開放し、以下のような館内放送によりエアコンで冷房している場所でも一斉の強制換気に取り組んで効果を上げています。
始業後1時間ごとに「スタッフの皆さん、換気の時間です。今すぐ窓と扉を開け放って5分間の換気を始めましょう。閉めるとき、ドアノブ・窓の取手等のアルコール消毒をお願いします」
換気は大きな窓を1箇所開けるより、対角線上の窓(または扉)を2箇所開けるほうが効果が高くなります。また、換気中もエアコンのスイッチを切る必要はないそうです。
エアコンの電気代は運転を始めたときに最も消費量が上がるので、温度設定を少し高めにしたままスイッチをつけて運転し続けたほうが電気代は節約できます(ダイキン工業などの情報)。
休車していた車の稼働前には点検を念入りに
バス・トラック、タクシー等事業用自動車を運行する事業所では、新型コロナウイルスの流行により、⻑期間⾞両を使⽤できなかった事業所も少なくないと思われます。
需要は少しずつ回復していますが、使用していなかった車の点検・整備を徹底しておきましょう。安易に運行すると思わぬ落とし穴があります。
■エアコンの慣らし運転を
貸切バスなどの大型エアコンを長期間使用していなかったときには、すぐにバスを運行してエアコンをフル稼働すると、コンプレッサが焼き付いてしまう場合があります。
気温の低い朝の涼しい時間帯などに、コンプレッサの慣らし運転をしてからエアコンを使用するといった措置が必要です。
エアコンメーカーのサービスエンジニアや整備工場などに相談して、鳴らし運転の方法を確認しておきましょう。
■エンジンオイルの量や状態を確認
長期間使用していなかった車は再始動時のエンジントラブルにも気をつけましょう。
エンジンをかけない状態が数か月続くと、エンジン内部のオイルはエンジン下部のオイルパンに落ちてしまい、エンジン内部の油膜が失われて、腐食・サビが発生することがあります。
エンジンを始動する前にオイルレベルゲージでエンジンオイルの量や状態を確認し、必要に応じて交換や補充をしてからエンジンを動かしましょう。
■タイヤの状態をチェック
また、トラックやバスなど重い車両を動かさずに保管していた場合、タイヤが変形し、車両重量を受けた部分が平らになる「フラットスポット」現象が発生する場合があります。
フラットスポットができたタイヤで走行すると、異常な振動が発生したり最悪の場合は劣化した部分から走行中にバーストする危険があります。
休車中にもときどき動かしていた車は大丈夫ですが、止めたままの車でフラットスポットができたタイヤは、交換する必要があります。
7月はもう台風シーズンです。近年、台風や豪雨災害などにより、輸送中のトラックが水没したり横転するなどの被害にあうケースが増えています。
荷主の要請がある場合、トラック運送事業者が危険と感じても輸送せざるを得ないという場合がみられます。
そこで、国土交通省は今年2月に、貨物運送事業者の異常気象時おける輸送の目安を判断する基準資料を定めました(下表参照)。
気象情報などに注意し、この目安を参考にして輸送の安全を確保する措置をとり、荷主などにも輸送の中止相談などを実施するように努めましょう。
この目安に従わずに輸送を中止しないことを理由に、直ちに行政処分が行われるものではありませんが、監査の際などに「輸送の安全を確保することに努めなかったのではないか」と検討されることになります。
また、荷主などが異常気象時に輸送を強要した場合には、荷主勧告の検討材料となります。
※詳しくは、国土交通省のWEBサイトを参照してください。
新型コロナウイルス感染予防のため、バス事業所では様々な対策をとっていることでしょうが、乗客の感染予防を促し安心感を得るために、車内掲示なども重要です。
バスなど公共交通を支援しようと、研究者や関係者が無料で使えるバス車内掲示用のポスターを作成しています。
このポスターは公共交通の感染防止策まとめ情報サイトからダウンロードできます。自社名などを追加して、独自のポスターとすることが可能です。
また、この団体のWEBサイトでは、公共交通など交通事業者の感染防止策を日々更新して情報発信していますので参考にしてください。
日 付 | 行 事 等 |
1日(水) |
・国民安全の日 ──交通事故、火災、産業火災などの日常生活を脅かす災害の防止を目的に、総理府が1960年(昭和35年)に制定しました。 |
1日(水) |
・名神高速道路全通記念日──1965年(昭和40年)に愛知県小牧市から兵庫県西宮市までの名神高速道路が日本で初めての本格的な高速道路として全線開通したことによります。東名高速道路は1969年5月26日に全通。 |
1日(水)~ 7日(火) |
・全国安全週間 2020年度 スローガン 「エイジフレンドリー職場へ! みんなで改善 リスクの低減」 詳しくは厚生労働省、中央労働災害防止協会サイトを参照。 |
1日(水)~ 14日(火) |
・2020年度 Gマーク(安全性評価認定)申請受付──全日本トラック協会のwebサイト で申請書を作成することができます。 本年度は感染予防のため、郵送による申し込のみ。 |
1日(水)~ 31日(金) |
・車内事故防止キャンペーン(バス)──走行中のバス車内での転倒事故等を防止するため、全国で都道府県バス協会やバス事業者が車内事故防止のキャンペーンを展開します。 |
1日(水)~ 31日(金) |
・熱中症予防強化月間──熱中症の予防対応策について正しい知識を普及するため、環境省が2013年度から実施しています。 |
1日(水)~ 31日(金) |
・2020年度 陸上貨物運送事業「夏期労働災害防止強調運動」 ──全国安全週間と相まって、7月1日から31日にかけての1か月間は 陸上貨物運送事業労働災害防止協会も独自の安全運動を実施します。 詳しくは、同協会のWEBサイトを参照してください。。 |
1日(水)~ 9月30日 |
・2020年度 港湾労働安全強調期間──港湾貨物運送事業労働災害防止協会による全国安全週間に呼応した活動。港湾内の事故防止活動を推進。 ●本年度のスローガン── 「エイジフレンドリー職場へ! みんなで改善 リスクの低減」 詳しくはこちらを参照してください。 |
1日(水)~ 2日(木) |
・安全工学シンポジウム2020(日本学術会議総合工学委員会) ※新型コロナウィルス感染拡大を考慮し、Web講演開催 テーマ:レジリエントな社会を実現する安心・安全 詳しくは、同シンポジウム事務局を参照してください。 |
2日(木) |
・あおり運転「殺人」事故から2年──2018年7月2日大阪堺市の府道で、22歳の大学生が乗ったバイクにあおり運転の車が追突し死亡させた事故が発生、大阪府警は車の運転者(40歳)を殺人と道交法違反(ひき逃げ)で逮捕しました。運転者は追い抜かれたことに腹をたててあおり運転を行い、追突で死ぬかもしれないという「未必の故意」があったとして、2019年1月25日に殺人罪で懲役16年の判決を受けました。 |
7日(火) | ・小暑、七夕、川の日 |
14日(火) | ・7月の製品安全点検日──経済産業省は、毎月第二火曜日を「製品安全点検日」として、製品の安全な使用法やリコール製品等について情報提供・注意喚起を行っています。 |
16日(木) | ・国土交通Day──国土交通行政の意義や重要性を国民にアピールする日。国土交通省が2001年に制定しました。 |
18日(土) | ・勤労青少年の日(7月第3土曜日) |
~19日(日) | ・「ダメ。ゼッタイ。」普及運動──麻薬・大麻・危険ドラッグなどの薬物乱用を防止するため、毎年6月20日からの1か月間、啓発運動が実施されています(厚生労働省、都道府県などが実施)。 |
22日(火) | ・大暑 |
23日(月) |
・海の日 |
23日(月) |
・日本最高気温の日──2018年(平成30年)7月23日に埼玉県熊谷市で 41.1℃を観測。現在、これが日本の最高気温となっている。 |
24日(火) | ・スポーツの日 |
30日(木) |
・東北自動車道全通記念日──1986年(昭和61年)のこの日に浦和-青森 間 674kmの東北自動車道が全線開通しました。 |
5月~9月 |
・「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」期間 厚生労働省が主唱する今年の熱中症予防対策キャンペーンは、5月1日から9月30日まで。政府全体の取組である熱中症予防強化月間の7月を重点取組期間としています。 |
~9月30日 |
・夏の省エネキャンペーン──エネルギー消費の大きなピークの季節を迎え、省エネキャンペーンが行われます。 |
~9月10日 |
・交通安全ファミリー作文コンクールの募集 (応募締切は例年9月10日──詳しくは、警察庁のWEBサイトを参照) |
7月中旬 | ・2020年6月末までの交通事故発生状況発表(警察庁) |
7月下旬 |
・2020年5月分 トラック輸送情報(国土交通省) |
◆7月の日没時刻(国立天文台暦計算室による)
1日(水) | 福岡 19:33 |
大阪 19:15 |
東京 19:01 | 札幌 19:18 |
15日(水) |
福岡 19:29 |
大阪 19:12 |
東京 18:57 |
札幌 19:12 |
31日(金) | 福岡 19:19 |
大阪 19:01 |
東京 18:46 |
札幌 18:57 |
7月は1年のうちではまだ日照時間は長い時期ですが、日中は暑いので自転車やジョギング・散歩などで外出する人は夕方以降に多く、早めのライト点灯が重要です。
早めに点灯すると遠方の歩行者の姿も確認しやすくなります。ライト活用を意識して、周囲の警戒を徹底しましょう。
早めに点灯するあなたの思いやりが、交通事故減少に結びつきます。遅くても日没の30分前にはぜひ点灯するとともに、夕刻に増える歩行者事故を警戒して運転してください。
「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。全国で点灯活動を展開する運転者が増えています。
また、JAF(日本自動車連盟)も早期ヘッドライト点灯キャンペーンを展開しています。
JAFのインターネットWEBサイトではライト点灯
に関して様々な情報提供が行われます。
※詳しくは JAF Safety Light
のサイトを参照してください