さる6月23日午前5時前、東京都渋谷区の甲州街道を走行していた清掃車が、青信号の交差点を直進していたところ、左から来た自転車を避け切れずにはね、そのまま中央分離帯に突っ込む事故がありました。
自転車に乗っていた20代の男性は、交差点を斜めに横断しようとしていたということで、けがをしたものの命に別状はないということです。
早朝、車を運転していると交差点の信号が青でも自転車や歩行者が信号を無視して堂々と横断してくることがあります。
なかでも、自転車の場合はスピードも出ますので、信号無視の確率は高いような気がします。
赤信号を横断してくる人の心理としては、走行している車は多くはないので車が来るまでに横断できそうだということと、信号が変わるまで待っていられないということだと思います。
早朝など車の通行量が少ない道路を走行しているときには、交差点の信号が青でも安心してはいけません。交差点通過の際は前だけをみるのではなく、交差道路から信号無視をしてくる自転車などはいないかをチェックするようにしてください。
(シンク出版株式会社 2020.7.8更新)
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