ドライアイスを運搬中は酸欠に注意

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 さる7月7日午後3時25分ごろ、神戸市長田区の路上で止まっていた軽ワゴン車の中から、男性2人がぐったりしているのが発見され、病院に運ばれる事件がありました。

 

 男性2人はそれぞれ運転席と助手席に座り、車内に計約300キロのドライアイスが積まれており、ドライアイスは数十個に分けられ、それぞれ紙に包まれていたということですが、車の窓は閉まったままの状態でした。

 

 警察では、ドライアイスの運搬中に二酸化炭素中毒と低体温症になったとみています。

 

 ドライアイスで二酸化炭素中毒を起こしたと言われても、ピンとこない人も多いと思いますが、ドライアイスは二酸化炭素を固体化したものですから、常温下で固体から液体に昇華するときに二酸化炭素を発生させるのです。

 

 そのため、ドライアイスが置いてある狭い車内や倉庫内にいると、二酸化炭素中毒に陥る例が少なくありません。

 

 ドライアイスを運搬するときには、「ドライアイスは二酸化炭素を発生させる」という認識を持ち、ときどき窓を開けるなどして換気を十分に行うようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2020.7.14更新)

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